3月16日深夜に福島県沖で発生したM7.4、深さ57km、最大深度6強の地震についてのやや専門的な解説です。
「2022年3月16日の断層の北側に広く赤いエリアが広がる.震源の南側も同様である.これらの地域が次の大きな地震の場所になる可能性が高い」、「この地域で次に地震活動が活発化しやすいことを示唆している.先に示したスラブ内地震の可能性だけではなく,プレート境界型地震もこの牡鹿半島沖で発生しやすいということだ」、「2021年,2022年の震源断層の南東側にも赤いビーチボール(動きを促進された断層群)が多数ある.ここも今後地震活動が活発化する可能性が考えられる」:
上の解説では「東北地方太平洋沖地震の広い意味での余震とみられる」とありますが、以下のような報道記事もありました。 広義の余震と狭義の余震があるようです:
And here is the cartoon diagram illustrating the geometry of the M7.4 aftershock and 2011 Tohoku earthquake from https://t.co/8ypcLd0yON pic.twitter.com/ILhNeieavx
— Jascha Polet (@CPPGeophysics) March 20, 2022