2013年12月3日火曜日

地震の法則性


今日は新月です。月の位相あるいは月齢と地震の関係は如何に?:

いろいろな説が紹介されていますが ――
  • 昼より夜の方が地震が多い
  • 巨大地震は天王星が子午線を通過した前後1時間以内に起きる
  • 気圧の変化や雨量など、気象との関連
  • 猛暑の翌年に大地震が起きる
―― ほとんどが否定され死屍累々の状態です。その中で、「いまだに決着が付いていないのが月齢と地震との関係」だそうです。

記事中の「東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が近づくと、引力の影響が強いときに地震が集中した」という説については、このブログの以下の記事も参照してください:

天王星の子午線通過と巨大地震の関係については、故カール・セーガン博士の著書でもトンデモ説の1つとして似た話が取り上げられています。曰く「アンデス山系の地震は、天王星の最接近と相関がある。したがって、天王星が最接近するとアンデス山系に地震が起こる」(『カール・セーガン 科学と悪霊を語る』、新潮社、1997)。

気になったので、東北地方太平洋沖地震と天王星の関係について調べてみました。東北地方太平洋沖地震の発生時刻は2011年3月11日14時46分です。当日、震央(北緯36°6′12″、東経142°51′36″)で天王星が子午線を通過したのは、概略の計算で12時15分ごろになります。天王星の子午線通過と地震発生の間隔は約2時間半でした。


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