2017年11月29日水曜日

ミツクリザメ漂着 ― 静岡県沼津市


静岡県沼津市の大瀬崎(地図)の海岸に、深海魚のミツクリザメが打ち上げられているのが見つかりました。見つかったのは個人のツイートによれば11月25日、『静岡新聞』の紙面によれば11月26日で、全長約1m。子どもとみられるとのこと。「大瀬崎で見つかるのは初めてではないか」(大瀬崎のはまゆうマリンサービス)、「打ち上げられる例は世界的にもほとんどない」(沼津港深海水族館):
  1. 大瀬崎の浜になんかヤベェの打ち上がってんだけど・・・ (個人ツイート、11月25日16:40、写真あり)
  2. 超速報!日本屈指のダイビングスポット、大瀬崎のビーチに”ゴブリンシャーク”が打ちあがる! (沼津港深海水族館のツイート、11月25日18:20、写真あり)
  3. 今朝の静岡新聞に・・・ (個人ツイート、『静岡新聞』紙面の画像あり、11月27日13:24)

(1)と(2)の写真では尾部のひれの長さに差があり別々の個体であるようにも見えますが、目の斜め上にある赤い傷のようなものからは同一の個体だと思われます。

今夏、「深海魚と地震は無関係」とする東海大学の研究結果が報道されましたが、以下の様な説得力のある反論もあります。東海大学の検証方法は大学の研究者がおこなったにしては粗雑にすぎると感じます:

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北海道駒ヶ岳で火山性地震急増 (続報)


11月27日付「北海道駒ヶ岳で火山性地震急増」の続報です。

気象庁が、今回の火山性地震急増について解説資料を出しています。「火山性微動の発生はなく、地殻変動や監視カメラで観測した昭和4年火口の様子にも特段の変化は認められません」、「山頂点で地震が10回以上観測されたのは、2006年11月19日(11回/日)以来です」:

今回の地震増加では、11月26日に山頂観測点で44回、山麓観測点で4回の地震が記録されています(速報値):

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白山で火山性地震が急増


11月29日午前3時ごろから、白山の山頂(御前峰、地図)付近直下を震源とする火山性地震が急増し、午前0時から9時までに281回を数えました。最大は M2.8 で震度1の有感地震となりました。火山性微動や低周波地震は発生していないとのこと。「白山で、1日あたりの地震回数が200回を超えたのは、2005年12 月の観測開始以来初めて」:

白山では、10月10日から11日にかけても地震が急増しています。この時の震源は山頂付近の深さ3km付近とされていました。今回は山頂直下ですので、震源が浅くなっています。

八ヶ岳南麓天文台の串田氏が、12月中にも発生する可能性があると予測している No.1778前兆に対応する地震との関係が気になります。白山は串田氏が地震発生を予測している領域の北縁部(岐阜・石川県境)に位置しています。


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2017年11月27日月曜日

霧島山(新燃岳)で火山性微動


11月25日から27日にかけて、霧島山新燃岳(地図)で火山性微動が5回観測されました(27日15時までの速報値)。火山性微動発生にともなう地殻変動は観測されていません。また、火山性地震の増加も見られません:

新燃岳で火山性微動が発生したのは10月21日以来です。


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北海道駒ヶ岳で火山性地震急増


11月26日、北海道駒ヶ岳(地図)で、山頂の浅い所を震源とする火山性地震が急増しました。27日は少ない状況で推移しています。火山性微動は発生していません:

北海道駒ヶ岳は、1929年に泥流の発生をともなう大規模なマグマ噴火を起こしました(死者2名、負傷者4名、 牛馬の死136頭)。また、2000年9月から10月にかけては、水蒸気噴火を繰り返しました。(気象庁の資料より)

大形の小惑星ファエトンが地球接近


大形の小惑星〝3200 Phaethon(ファエトン)〟が、クリスマスの約1週間前、12月17日の朝に地球に接近します。直径は 3.2~7.1km と推定されています。

ファエトンは1983年に発見され、アポロ群に分類されています。彗星と小惑星の中間的性質を持つ活動的小惑星(あるいは枯渇彗星)と考えられており、3大流星群の1つである「ふたご座流星群」の母天体としても知られています。2009年と2012年には急激な増光が観測されています。

小惑星 推定直径
km
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
3200
Phaethon
(1983 TB)
3.2~7.1 (地球)12月17日 08:00 26.83
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星が最接近する時の地球との相対速度は極めて速く、秒速31.9km(時速約11万5000km)と計算されています。

ファエトンは地球にとって潜在的に危険な小惑星(PHA: Potentially Hazardous Asteroid)とされており、2093年12月14日には地球に 7.71LD まで近づきます。


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2017年11月26日日曜日

2017年11月25日土曜日

豪雨で川底から板状の構造出現 ― 福岡県朝倉市


こういうことがあるのですね。福岡県朝倉市(地図)の山間部で、今年7月の九州北部豪雨で川底が侵食された結果、断層破砕帯や断層粘土が固まってできたと考えられる板状の構造が約100mにわたって出現しました。西山断層帯の延長部の可能性もあるようです。「『板』の表面には左横ずれ断層の特徴である同じ方向の『傷痕』が多数残っていた。花崗岩は厚さ10メートルほどが粘土化して固くなっており、断層がたびたび動いた結果と考えられる」:

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イルカが漁港に入りこむ ― 沖縄県豊見城市


11月24日、沖縄県豊見城市の与根漁港(地図)で、マダライルカ1頭が泳いでいるのが見つかりました。体長約1.3mで、まだ子どもとみられています。「通常は港内に入り込むことはなく『健康状態が悪い可能性もある』」、「数年前にも小さなイルカが迷い込んでいた」:

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小惑星 2017 VY13 が地球と月に接近


11月26日朝、小惑星〝2017 VY13〟が地球と月に接近します。

この小惑星は11月14日に発見されたもので、アポロ群に分類され、直径は 13~30m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 VY1313~30 (地球)11月26日 06:13
 (月)11月26日 06:33
2.02
2.48
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は秒速10.5km(時速約3万8000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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