2020年3月17日火曜日

新型コロナウィルス: ワクチンの臨床試験始まる


米国政府が3月16日に発表したところによると、シアトルの Kaiser Permanente Washington Health Research Institute (KPWHRI) で、新たに開発された新型コロナウィルスのワクチンが健康なボランティア1人に対して投与されました。

今後6週間で計45人に対して投与され、効果と安全性が調べられます。今回は、ワクチンの開発期間を短縮するために、十分な動物実験はなされていません。この臨床試験の結果が良好な場合でも、一般にワクチンが投与できるようになるまでには 12〜18ヶ月を要するとのことです:

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霧島山(新燃岳)で地熱域拡大


霧島山(新燃岳)(地図)では、3月以降、火口西側斜面の割れ目付近で地熱域が拡大しているとのことです:

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イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-85)


米国イエローストーン国立公園内のスティームボート間欠泉(地図)が、3月15日20時08分(日本時間16日11時08分)ごろから熱水や水蒸気を噴出し始めました。今年8回目の噴出です(3月8日から夏時間が適用され、日本との時差は15時間になっています):

日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月9日 14
2 1月23日 14
3 2月1日 9
4 2月12日 11
5 2月21日 9
6 2月28日 7
7 3月6日 7
8 3月15日 9


以下は、最寄りの地震計と、噴出した熱水が流れ込む川の流量の記録です。前回と同じく勢いの弱い噴出だったようです:

昨年(2019年)のスティームボート間欠泉の年間噴出回数は48回で、正確な記録が残っている範囲ではこれまでで最多でした(昨年の噴出記録はこちらを参照してください)。


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2020年3月15日日曜日

市街地が虹色に染まる — 青森県青森市


3月11日午前10時30分ごろ、青森県青森市の市街地が低い虹によって覆われる現象が青森大学(地図)から目撃・撮影されました。

「霧雨で大気中に水滴が豊富に存在したこと、午前10時~同30分ごろの太陽高度は40度で、虹の高度との差がわずか2度だったことから極めて地上近くに見えたのではないか」(青森地方気象台)、「ここまで低い虹を見たのは初めて」(青森大学教授):

過去の類似事例です:

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2020年3月13日金曜日

夜空が赤く染まる — 三重県


3月10日から11日にかけての深夜、三重県で夜空が赤く染まる現象が目撃・撮影されました。津市(地図)では、23時ごろから約3時間にわたって南の空が赤く見えた見えたとのことです。

「気象台は『地上の光が上空で反射したのでは』とみているが、詳しい理由は分かっていない」、「10日の県内は雨で、午後から濃霧注意報が出ていた」:

少し前には以下のようなニュースがありました。「紫の明かりは常についているが、普通はこんな風に空を明るく染めることはない」、「当日は朝に雪が降り、撮影時も霧や雲が立ちこめていた」:

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2020年3月12日木曜日

新型コロナウィルスの感染力


アメリカの国立衛生研究所(NIH)傘下のウィルス学研究所が、家庭や病院で使われることの多い物質について、新型コロナウイルスの感染力がどのくらい持続するのかを実験しています。

その結果によると、空気中ではエアロゾル化後最長3時間、銅の表面では最長4時間、(梱包用の)段ボールの表面では最長24時間、プラスチックとステンレスの表面では最長2〜3日間("in aerosols up to 3 hours post aerosolization, up to 4 hours on copper, up to 24 hours on cardboard and up to 2-3 days on plastic and stainless steel")とのことです:

実験された範囲では、新型コロナウィルスの感染力はプラスチックやステンレスの表面で最も長く持続するとの結果になっていますが、電車やバスのつり革はプラスチック製、手すりはステンレス製です。

病院で使われる医療用機器にはステンレスが使われることが多く、それが院内感染の一員になっているのではないか、との見方もあります。

アルコールや希釈した過酸化水素水(オキシドール)が新型コロナウィルスの除去には有効と書かれていますが、付着したウィルスを激減させることはできても完全には取り除けないようです。

私は、新聞紙が気になっています。新聞を読みながら食事をする人をよく見かけますが、もし配達員や販売所の従業員が感染していたら ・・・

気温高い季節になればウィルスの蔓延が収まるのでは、と期待する向きもあるようですが、科学的な根拠はないようです。現に、赤道地帯や今が夏の南半球の国々でも感染は拡大しています。

湿度はどうなのでしょうか。空気が乾燥していると体に静電気がたまりやすく、空気中の塵やエアロゾルが服や髪の毛に吸い寄せられます。その服や髪の毛を触った手や指で食べ物や口、鼻の粘膜に触れれば感染するかも知れません。


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西之島: 溶岩の海への流入続く


海上保安庁の資料によると、西之島(地図)では火山活動が継続し、溶岩が海に流れ込んでいます:


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2020年3月11日水曜日

握手の代わりにバルカン式挨拶を


3月10日におこなわれた米国議会下院民主党の幹部会で、出席した医師から、新型コロナウィルスの感染を防ぐために握手の代わりにバルカン式挨拶(Vulcan greeting、Vulcan salute)を、との提案があったそうです:

バルカン式挨拶では、握手やハグのような身体の接触はないので、感染のリスクを下げることができると思われます。日本のお辞儀でもいいかもしれません。

Live long and prosper(dif-tor heh smusma)!


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新型コロナウィルスとペストとニュートン


新型コロナウィルスの急激な蔓延によって、アメリカではハーバード大学やコロンビア大学などもネットワーク経由の講義に移行すると報じられています。このことで思い出したのはペストの蔓延とニュートンの業績のことです。

「この影響でケンブリッジ大学も閉鎖されることになり、1665年から1666年にかけて2度、ニュートンはカレッジで彼がしなければならなかった雑事から解放され、故郷のウールスソープへと戻り、カレッジですでに得ていた着想について自由に思考する時間を得た」、「こうしてニュートンは故郷での休暇中に、『流率法( Method of Fluxions)』と彼が呼ぶもの(将来『微分積分学』と呼ばれることになる分野)や、プリズムでの分光の実験(『光学』)、万有引力の着想などに没頭することができたのである。『ニュートンの三大業績』とされるものは、いずれもペスト禍を逃れて故郷の田舎に戻っていた18か月間の休暇中になしとげたことであり、すべて25歳ごろまでになされたものである」:

「1665年、腺ペストの流行で大学が一時休校となり、ニュートンはリンカーンシャーの実家に戻って2年間を過した。落ちるリンゴを見てひらめいたのはこの時で、後にニュートンはこの期間を“創造的休暇”と呼んでいる」:

今回の新型コロナウィルスの騒動が落ち着いたころ、何か大きな学問的業績が発表されることになるかも知れませんね。


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首都圏では海溝型地震が陸の直下で起きる


東日本大震災から9年ということで、今日は地震関連の記事が多数見受けられます。以下は島村英紀氏(武蔵野学院大特任教授)の記事です。

「海溝型地震が日本の陸の直下で起きる地域は、首都圏と清水・静岡だけである」、「関東大震災を引き起こした関東地震(1923年、M7.9)以来、一転して首都圏直下の地震が不思議に少ない状態が続いてきた」、「そのような中で、首都圏の地震が最近増えている」、「今の日本では問題がある。それは南海トラフ地震という特定の海溝型地震がクローズアップされることによって、『次に起きる大地震』が、この特定の地震に違いない、という刷り込みが行われることだ」、「『次に起きる大地震は東海地震に違いない』と政府も自治体も、そして一般人も思い込んだとき、『地震はない』はずの関西に襲ってきたのが阪神・淡路大震災だった」: