▼ 松代群発地震始まる 1965年8月3日。長野県松代町(現長野市)。1966年に2度の最盛期を迎えたのち徐々に沈静化し、1970年末にほとんど終息。有感地震約6万3000回、無感地震を含めると約71万回。震度5が9回、震度4が50回。最大規模は M5.4。群発地震全体のエネルギーは M6.4 に相当。震央域は皆神山(地図)を中心とする半径5kmの範囲で、北東−南西方向に拡大。震源の深さは平均4km。皆神山が約90cm隆起。山麓で大量の湧水があり、地震の原因として「水噴火」説が提唱された。<『決定新版 日本の地震地図』(岡田義光、東京書籍、2019)から抜粋>
この群発地震で特筆すべきは、世界で始めて地震にともなう発光現象が撮影されたことです: