8月6日、03:30 から有感地震多発。7日、09:12 山頂火口原(小有珠南東麓)からデイサイト質マグマによる軽石噴火(プリニー式噴火)を開始、噴煙は1時間後に高さ 12000m に達したが、噴火は 2時間半足らずで一旦休止。
以降、14日未明までに大きな軽石噴火を含む10数回の噴火が断続。この1週間にわたる第1期噴火で、小有珠溶岩ドーム東麓に第1~3火口、火口原北部に第 4火口を開き、火口周辺には多量の軽石・火山灰を堆積した。降灰は山麓の住宅を破壊し、農作物や森林に被害を与えた。
(気象庁「有珠山 有史以降の火山活動」より引用)