NASAのツイートから ——「エリザベス 2 世女王の在位は宇宙飛行のすべてに及び、(ソビエト連邦最初の人工衛星)スプートニクと(アメリカ合衆国最初の人工衛星)エクスプローラー 1 号よりも前にさかのぼります。女王の崩御を哀しむこの惑星の人々に加わるとき、私たちはエリザベス女王陛下が長年にわたって私たちの宇宙飛行士たちに示された関心に心を動かされます」:
Queen Elizabeth II's reign spanned all of spaceflight, predating both Sputnik and Explorer 1.
— NASA (@NASA) September 8, 2022
As we join the planet in marking her passing, we are moved by the curiosity Her Royal Highness showed our explorers over the years. pic.twitter.com/ZAVFjDA8gv
写真は、女王とアポロ11号の乗員。左から、マイケル・コリンズ司令船操縦士(2021年4月28日死去)、ニール・アームストロング船長(2012年8月25日死去)、女王、バズ・オルドリン月着陸船操縦士(現在92歳)。
女王の国葬で安倍元首相の国葬は影が薄くなってしまった感がありますが、女王と元首相には誕生と死去の日付が同じ(21日生まれ、8日死去)という共通点があります。
Apropos of nothing ですが、2人が死去する前1週間ほどの星の巡りを調べてみました。
安倍元首相:
- 7月2日 金星がアルデバランの北4°10′に接近
- 7月3日 アルゴルが極小光度、 月がレグルスの北4°55′に接近
- 7月4日 てんびん座デルタ星が極小、地球が遠日点を通過
- 7月6日 月が天の赤道を通過
- 7月7日 くじら座のミラが極大光度
- 7月8日 月がスピカの北4°51′に接近
エリザベス女王:
- 9月3日 さそり座オミクロン星の掩蔽
- 9月4日 月がアンタレスの北2°31′に接近、アルゴルが極小光度、てんびん座デルタ星が極小光度
- 9月5日 金星がレグルスの北0°47′に接近、月の赤緯が最南
- 9月6日 アルゴルが極小光度
- 9月7日 月が冥王星の南2°38′に接近
- 9月8日 月が近地点通過、月が土星の南3°56′に接近
レグルスはしし座の1等星。イギリスの国章やイングランド王室の紋章には獅子(ライオン)の図柄が描かれています。冥王星(プルートー)はローマ神話に登場する冥府の王の名に由来します。土星は老齢を象徴するとされています。
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