6月26日午前、東京都や神奈川県の上空に環水平アークが現れました。これほど鮮やかな環水平アークは珍しいのではないでしょうか。
【関東上空 虹色の雲が出現中🌈】— ウェザーニュース (@wni_jp) June 26, 2020
東京や神奈川では、南の空にきれいな虹色の雲が見えているところがあります。
この現象は「環水平アーク」と呼ばれ、氷の粒で出来た薄い雲によって太陽光が屈折することで虹色に見えています。https://t.co/Vhv5S45ykX pic.twitter.com/bm6nY9hGaY
先ほどご紹介した以外にも、関東近郊から環水平アークを目撃した投稿が多くなっています。https://t.co/Sk0ZuAWU18— ウェザーニュース (@wni_jp) June 26, 2020
環水平アークは、雲が薄く広く出ているときには水平方向に長く伸びる虹として出現することが多いのですが、今回は雲のある部分が一部だったため、にょろんとした虹に見えたわけです。
- 東京上空に虹色の雲「環水平アーク」が出現中 (写真3葉あり)
- 虹色に染まった雲発見! (写真14葉あり)
良い環水平アークですね.— 荒木健太郎 (@arakencloud) June 26, 2020
環水平アークは太陽から手のひら2個分下の位置に氷晶による光の屈折で生まれ,太陽側(上)が赤く規則的に色が変化します.周囲の過冷却雲粒でできた雲の一部が氷化してできた,モヤっとした氷の雲のみが環水平アークの虹色に染まっていますね.素敵な空の虹色との出会い. https://t.co/GBj8boUlKG
環水平アークと彩雲の違いについては以下で。「(彩雲は)太陽と比較的近い場所に現れるが、位置は決まっていない。色の出方も不規則で、雲のカタチによって様々な虹色が現れる。季節や時間帯の条件も特にないので、比較的よく観察できる現象だ」:
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