2020年3月11日水曜日
首都圏では海溝型地震が陸の直下で起きる
東日本大震災から9年ということで、今日は地震関連の記事が多数見受けられます。以下は島村英紀氏(武蔵野学院大特任教授)の記事です。
「海溝型地震が日本の陸の直下で起きる地域は、首都圏と清水・静岡だけである」、「関東大震災を引き起こした関東地震(1923年、M7.9)以来、一転して首都圏直下の地震が不思議に少ない状態が続いてきた」、「そのような中で、首都圏の地震が最近増えている」、「今の日本では問題がある。それは南海トラフ地震という特定の海溝型地震がクローズアップされることによって、『次に起きる大地震』が、この特定の地震に違いない、という刷り込みが行われることだ」、「『次に起きる大地震は東海地震に違いない』と政府も自治体も、そして一般人も思い込んだとき、『地震はない』はずの関西に襲ってきたのが阪神・淡路大震災だった」: