17年10月19日付〈「第七の大陸」の証拠は見つかるか (続報)〉の続報です。
我が家にはテレビがないので気がつきませんでしたが、6月2日にTBS系で放映された「世界ふしぎ発見!」で、ジーランディアのことを取り上げていたのですね:
番組では、ジーランディアがオーストラリアから分かれて海に沈んだ原因について、2つの仮説を紹介しています(上の動画で37分20秒ごろから):
- プレート説 ―― ジーランディアの東にあった沈み込み帯が徐々に東方に後退。ジーランディアはそれに引かれるようにしてオーストラリアから引き裂かれた。分離したジーランディアは、沈み込み帯の後退による張力によって引き延ばされて薄くなり海面下に沈んだ。
- マントル説 ―― オーストラリアとジーランディアの間にマントルが上昇してきて、火山活動によってオーストラリアとジーランディアを分断。その後、マントルが冷えて上昇する力を失ったため、ジーランディアは支えを失って海面下に沈んだ。
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