2012年11月6日火曜日

クジラとイルカが連日集団座礁 ― オーストラリア


オーストラリアとタスマニア島の間にある島で、クジラとイルカの集団座礁が続きました。11月2日、13頭のイルカがキング島(地図)に、翌3日には44頭のゴンドウクジラ(ヒレナガゴンドウ)と38頭のハンドウイルカがニューイヤー島(地図)の浜辺に乗り上げました。救助隊が海にもどしても再び浜に乗り上げてしまう個体が多く、最終的に救助できたのは23頭だけでした:

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巨大シイタケ発見 ― 福井県敦賀市


福井県敦賀市(地図)で長径27cm、重さ354gの巨大なシイタケが収穫されました。「こんな大きいのは見たことがない」、「原木と種菌がうまくマッチングしたのでは」:

電磁気の影響によってキノコの成長が促進されるという研究もあります。詳しくは下の関連記事をご覧ください。


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3つの小惑星が地球接近 (続報)


11月5日付「3つの小惑星が地球接近」の続報です。

小惑星〝2007 PA8〟は、今朝1時42分に地球に最も近づきましたが、この小惑星をレーダー電波で撮影した画像をNASAが公開しました。公開された3枚の画像は10月28日から30日にかけて得られたものです。〝2007 PA8〟までの距離は、28日には約1000万km、30日には約900万kmありました:

この小惑星の直径は、昨日の記事では「2.4km」と書きましたが、このレーダー観測の結果、1.6kmに修正されました。また、表面にはクレーターや山脈とみられるものが存在し、3~4日に1回という非常にゆっくりとした自転をしていることが判明しました。

小惑星〝2007 PA8〟は今後少なくとも200年間は、今回の接近距離よりも地球に近づくことはないとのことです。


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2012年11月5日月曜日

3つの小惑星が地球接近


11月3日午後4時29分(日本時間)、小惑星〝2012 UL171〟が地球から293万km(地球から月までの距離の約7.6倍)のところを通過しました。この小惑星の直径は17mと推定されています。

11月5日午前6時53分(日本時間)、小惑星〝2012 UX136〟が地球から105万km(地球から月までの距離の約2.7倍)のところを通過しました。この小惑星の直径は35mと推定されています。

11月6日午前1時42分(日本時間)、小惑星〝2007 PA8〟が地球から647万km(地球から月までの距離の約16.8倍)のところを通過します。この小惑星は上記2つと比べると桁違いに大きく、直径2.4kmと推定されています。また、この小惑星は PHA(Potentially Hazardous Asteroid)、つまり地球に衝突する危険性がある小惑星に分類されています。

以下はこれまでに発見されているPHAのリストです。その多さに目がくらみそうです:

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2012年11月4日日曜日

氣色惡しくて異る香有る風の温かなる、吹きて渡る (その1)


平安時代末期に成立したとされる『今昔物語集』の巻24第13に「慈岳川人、地神に追はるる語」という話が載っています。

話のあらすじは次のようなものです ―― 文徳天皇が崩御(858年)されたので、その陵墓の場所を定めるべく、大納言の安倍安仁(あべのやすひと)が陰陽師の滋岳川人(しげおかのかわひと)を伴って現地調査に赴きます。ところが、この調査の際に祟り神である「地神」の領域を侵してしまったため、帰路についた大納言一行を地神の集団が追ってきます。大納言と陰陽師は田の中にあった稲わらの周囲に結界を張って隠れ、命拾いをするのですが、その年の大晦日に再び地神の集団が2人を探しにやって来ます。今度は、2人は寺のお堂の天井に登って身を潜め、大納言はお経を、陰陽師は呪を唱えて事なきを得ます。メデタシ、メデタシ ・・・

この物語の原文は以下で読むことができます:

現代語訳には以下があります。上に書いたあらすじではわかりにくいと思います。さほど長い話ではありませんのでぜひお読みください:

この話で地神が現れるときの描写を抜き出すと次のとおりです:
  1. 千萬の人の足音して過ぐ
  2. 氣色惡しくて異る香有る風の温かなる、吹きて渡る
  3. 地震の振る樣に少し許動かして過ぎぬれば

(1)と(3)は、この物語に登場する「地神」が地震と関連していることを示しています。

(2)は(3)の直前にあります。両者に相当する部分の現代語訳を拾い出してみると、「気持ち悪く、嫌な臭いの、生ぬるい風が通り抜けると、途端に大きな地鳴りが始まりました」、「なにやら異様な臭いが立ち込めだし、またドスン!ドスン!という地鳴りが始まりだし ・・・」という具合で、地震の前には異様なにおいがしたり温度の異なる風が吹くことがあるという通念が当時の人々の間にあったことをうかがわせます。


続く

2012年11月3日土曜日

だれが撮った?


ゲール・クレーター(地図)の中央にそびえるシャープ山の麓で活動中の火星探査車キュリオシティの写真です。この地域はかつては大きな湖の底だったとのことです:

キュリオシティのそばに火星人が立ってシャッターを切ったかのような写真ですが、どのようにして撮影したのでしょうか。キュリオシティには17台のカメラが搭載されています。そのうちの1台(MAHLI=Mars Hand Lens Imager)が、自由に動くロボティック・アームの先端に取り付けられています。このMAHLIでさまざまな方向から撮影した55枚の高解像度写真をつなぎ合わせたものが上に紹介した写真です。当然のことですが、ロボティック・アームは根元の部分しか写っていません。右下の〝Full Size〟をクリックして解像度を上げると、アームの根元部分が不自然にかすんで消失しているのがわかります。

キュリオシティ本体から上に伸びている〝マスト〟の上にもカメラがついています。この丸いレンズの中に「怖い顔をした大柄でなで肩の黒人」がいるのですが、わかるでしょうか。高解像度で見てください。

キュリオシティのお尻の部分に、少し上を向けて斜めに取り付けられているのが、キュリオシティに電力と熱を供給する原子力電池です。高解像度で見るとよくわかりますが、白い円筒状のケースに放熱用のフィンが何枚もついています。内部には放射性プルトニウムが納められており、その崩壊熱を使って発電します。詳しくは以下の資料をどうぞ:

画面左端近くに見えている足跡のようなものは、キュリオシティが地表の砂をすくい取った痕跡です。


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2012年11月2日金曜日

地を這う虹


10月27日(EXIFデータを信じるならば29日)、チリ南端部のプンタ・アレナス(地図)に現れた異常な虹です。当日は強風が吹き、市街地の背後に見える丘の向こうに通り雨をもたらす雲が広がっていたとのことです:

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白山で群発地震 (続報)


10月30日付「白山で群発地震」の続報です。

気象庁が11月2日付で発表した『週間火山概況』に群発地震の詳しい情報が記載されています:
白山北側の浅部を震源とする地震が、10月27日21時頃から28日02時頃にかけ多発し117回発生しました。最大のマグニチュード(M)は27日21時34分のM2.5(暫定値)で、震度1以上を観測する地震の発生はありませんでした。火山性微動は観測されませんでした。その後、地震活動は静穏に経過し、噴気活動など火山活動に直接結び付くような異常は認められていません。(以下略)

震央分布図、断面図、M-T図なども掲載されています:

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2012年10月30日火曜日

巨大ナマズ「根尾川の主」捕獲 ― 岐阜県大野町 (余談)


10月28日付「巨大ナマズ「根尾川の主」捕獲 ― 岐阜県大野町」にまつわる余談です。

岐阜新聞』の記事に掲載されている写真ですが、よく見てみると変です。魚拓を持っている男性の体型が不自然で、「お尻の下がすぐ踵」状態になっています。広角レンズを使ったが故のゆがみではなさそうです。足の構えと上半身の向きも微妙に食い違っています。想像するに、人物と魚拓を一緒に撮った写真では魚拓が不鮮明だったので、魚拓が鮮明に写っている別の写真と合成したのかも知れません。加工した写真を、その旨を明記せずに掲載したのだとしたら、報道のモラールに反すると思うのですが、どうでしょうか。

一方、大陸はさすがにスケールが違います。こちらは体長1.4mです:

白山で群発地震


石川県と岐阜県にまたがる白山(地図)で、10月27日午後9時頃から翌28日午前3時頃までの間に100回以上の地震が観測されました。「白山が活火山であることの立派な証拠で、火山活動の一環と考えられる。即座に噴火の予兆とは判断できない」(金沢大学教授):

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