2026年6月10日水曜日

中国の探査機が小惑星に到着 (続報)


中国の探査機「天问2号(Tianwen-2)」が小惑星 "469219 カモオアレワ(Kamoʻoalewa)" への接近に成功したようです;
 
「予定通り 6月7日に天问2号の軌道修正が行われたと考えられます。ボーフム望遠鏡(@amsatdl)とドウィンゲロー望遠鏡による観測で、(a) 天问2号が天球上で小惑星に接近していること、(b) 視線方向の速度変化(ドップラー効果)が小惑星の速度変化とほぼ一致していることが確認されました」:


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2026年6月9日火曜日

さらば、ジョイデス・リゾリューション号


「本日(6月1日)、伝説の深海掘削船ジョイデス・リゾリューション号は、解体場へと向かう最後の航海に出航します。多くの人にとって故郷のような存在だったジョイデス・リゾリューション号は、プレート・テクトニクス、気候、深海生物圏、地震・火山活動の解明に貢献し、国際的な科学研究と協力において不可欠な役割を果たしてきました」:

Today, the legendary JR begins her last journey to the shipwrecking yard. Home to many of us, she helped to understand plate tectonics, climate, deep biosphere, earthquakes/volcanoes, and was an integral part in international science and collaboration 🫡 www.marinetraffic.com/en/ais/home/...

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— Dr. Thomas Ronge (@thomasronge.bsky.social) 2026年6月1日 13:50


海洋観測網解体


「トランプ政権下の米国科学財団(NSF)は、海洋生態系、地球規模の海流、海洋熱波などを監視する上で重要な、3億6800万ドル規模の深海観測プログラムのインフラ解体に着手したと、5月21日に発表した」:

NSF has begun to dismantle ocean observation infrastructure as part of an announced descoping of the Ocean Observatories Initiative. eos.org/research-and...

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— Eos (@eos.org) 2026年6月4日 1:54


今年のエル・ニーニョは観測史上最強になる


"Live Science" の記事です。欧州中期予報センター(ECMWF)が 6月に発表した最新予測によると、今後発生するエル・ニーニョ現象は観測史上最強となる見込みです:

以下は上記記事からの抜粋です —— 
 
今年発生するエル・ニーニョ現象は、史上最強となる可能性が高いと、新たな予測が警告している。
 
地球上で最後に発生したエル・ニーニョ現象は、2023年6月から 2024年4月まで続き、既に温暖化が進んでいた世界に熱波をもたらした。その結果、2024年は観測史上最も暑い年となり、パリ協定で定められた 1.5℃ の温暖化限界を初めて超えた年となった。この限界を超えると、気候変動の影響はますます深刻化する。
 
過去のエル・ニーニョ現象は世界の農業に甚大な影響を与えており、ヨーロッパにおける飢饉との関連性を示す研究も存在する。熱帯地域における内戦の引き金、そして世界各地での干ばつ、洪水、森林火災などを引き起こす可能性がある。今年のエル・ニーニョ現象は、イラン戦争によって世界的な食糧不安が高まっている時期に発生することになる。 

世界気象機関(WMO)は 6月2日の最新情報で、エル・ニーニョが 9月までに発生する確率は 80%、11月までに発生する確率は 90%であり、世界は潜在的に強いエル・ニーニョ現象に備えるべきだと警告した。

——
 
エル・ニーニョ現象が日本の天候にもたらす影響についての気象庁の解説です:

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小惑星 2026 LX が月と地球に接近・通過

 
小惑星〝2026 LX〟が 6月7日に月と地球の近くを通過していたことが、NASA/JPL によるデータベース更新で明らかになりました。
 
2026 LX (2026年6月8日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)6月7日 16:32
 (地球)6月7日 18:38
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)1.15 LD
(地球)0.22 LD
推定直径
5 ~ 10 m
対地球相対速度
8.1 km/s ≅ 2万9000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近2027年9月26日
公転周期320 日 ≅ 0.88 年
分類
アテン群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年6月8日月曜日

ハシボソミズナギドリの死骸が大量漂着 — 千葉県館山市、九十九里町


 
5月末以降、千葉県館山市(地図)や九十九里町(地図)など太平洋に面した海岸でハシボソミズナギドリの死骸の漂着が確認されています。

「ハシボソミズナギドリは豪州南部で繁殖し(中略)5~6月に日本の太平洋側を大群で通過する」、「自然現象で、数の増減はあるものの毎年確認されている」:
 

ミンダナオ島の南で M7.8 — フィリピン (続報)


6月8日付「ミンダナオ島の南で M7.8 — フィリピン」の続報です。

日本も揺れました。防災科学技術研究所の「100トレース連続波形画像」で見ると、震源に近い南の観測点から揺れ始めていることがわかります。地震発生から約5分で鹿児島、約8分で北海道まで震動が伝わって来ました:
 
最も北の観測点:8時43分10秒ごろから揺れ始めています。
 
富士山の麓の観測点:マグマ溜まりも揺さぶられました。 
 
最も南の観測点:8時45分35秒ごろから揺れ始めています。

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中国の探査機が小惑星に到着


6月6日付「中国の探査機が小惑星に接近」の続報です。
 
中国の探査機「天问2号(Tianwen-2)」の電波をモニターしているドイツの団体によると、同探査機は小惑星 "469219 カモオアレワ(Kamoʻoalewa)" に到着し何らかの軌道変更を行なったもようです。

天问2号が自撮りした写真を見るとかなり大きな探査機のようで、日本の「はやぶさ 2」が 600kg なのに対して、天问2号は打ち上げ時の重量が約 2.1 トンあります。英語版の Wikipedia によると solar electric propulsion(太陽光発電推進)を採用しているとのことで、これは「はやぶさ 2」や米国の小惑星探査機 OSIRIS-REx と同様のイオン・エンジンを採用しているのだと思われます。

以下は英語版 Wikipedia からの抜粋です ——

天问2号はカモオアレワとランデブーし、軌道上でリモート・センシング観測を行った後、小惑星に着陸して 100g のレゴリスのサンプルを採取する予定である。天问2号は、小惑星の表面から 20km、3km、600m、そして 300m まで徐々に接近して、低い高度で調査を行う予定である。爆発物を用いて、地表下の揮発性物質を露出させ、検出を試みる予定である。

天问2号は、アンカー・アンド・アタッチ方式とタッチ・アンド・ゴー方式の両方を用いて、小惑星からのサンプル採取を試みる。アンカー・アンド・アタッチ方式が小惑星で用いられるのは今回が初めてで、OSIRIS-REx とハヤブサ 2 はタッチ・アンド・ゴー方式を採用していた。

その後、天问2号は地球に帰還し、サンプルを収容したカプセルを投下した後、重力アシスト・マニューバを実施して 311P/PanSTARRS 彗星へと向かう。同彗星では少なくとも 1年間の探査が予定されている。

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ミンダナオ島の南で M7.8 — フィリピン


6月8日08時38分(日本時間)、フィリピンのミンダナオ島の南で M7.8、震源の深さ 55.2km の地震が発生しました(震央地図)。 日本の気象庁は M8.2 としています。多くの建物が倒壊し、死者も出ているもようです:
 
以下は USGS(米国地質調査所)による "Tectonic Summary" からの抜粋です(フィリピン・プレートとフィリピンプレートは区別されています) —— 

フィリピンのミンダナオ島の南で発生した M7.8 の地震は、逆断層運動によって発生した。震源の深さとモーメント・テンソルの推定値から、この地震はフィリピン・プレートがスンダ・プレートの下に西向きに沈み込むことに伴う活発な変形帯で発生したことが示唆される。インドネシア北東部とフィリピン南部は、フィリピン海プレートとスンダ・プレートの大規模な収束を多数の小プレートの動きが吸収する複雑な地殻変動を特徴としている。この地震の発生地点では、フィリピン・プレートはスンダ・プレートに向かって年間 7.3cm の速度で移動している。

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2026年6月7日日曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-384)

 
八ヶ岳南麓天文台地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について  6月6日22時00分付けで「続報 No.453」(PDF形式)を出しています ——
 
 Stage-34 CH26 直前変動 6/2.4
→ 6/3.6 に修正 Stage-34 が示す時期を 6/15±3 に修正
しかし 6/6.0 から CH26 に変動出現開始
→ Stage-35 の初現である可能性が高い
Stage-35 の場合は 7/2±3 を示す可能性 
  
 
CH26 観測装置(八ヶ岳) 新たに 6月3.6日を中心に基線から下向きの特異変動が出現。6月2.4日の変動より長時間で顕著。直前変動と認識。
  • 極大 4月8.0日、直前変動 6月3.6日 → 地震発生 6月15日±3日
 
A5 観測装置 (秋田観測点) 5月26.4日に静穏化と認識。6月1.4日に出現した変動は直前変動と認識。
  • 極大 4月3.5日、静穏化 5月26.4日 → 地震発生 6月13日±3日
  • 極大 4月3.5日、直前変動 6月1.4日 → 地震発生 6月13日±3日

 次ステージに移行の可能性 6月6日の0時(6月6.0日)ごろから CH26 観測装置に直前変動とは異なる(基線に対して上下に振動する)顕著な特異変動が出現し継続。スポラディックE層(Eスポ)の影響ではない。この時期に、この様な変動の出現は経験則と不整合。次ステージ(ステージ-35)の変動初現と認識するのが妥当。これまでのように、前ステージの示す時期に次ステージの極大が出現するパーターンだとすると、現行のステージ-34 が示す時期は 6月15日±3日、この時期に極大が出現する場合、経験則 [初現~地震発生]:[極大~地震発生]=20:13 から 7月2日±3日が地震発生時期となる。

  • 初現 6月6.0日、極大 6月15日±3日 → 地震発生 7月2日±3日


「17年以上継続する観測歴上最長の変動は観測例がない初めての体験で、解析が極めて難しいため推定に誤りがある可能性は否めません。お許しください。対応地震が推定に近い内容で発生した場合でも被害が少ないことを祈ります。」

   
推定日
Stage-35 へ移行の場合:
7月2日 ±3日(6月15日に極大出現と仮定、極大観測後に修正)
Stage-34 が最終ステージである場合:
6月15日 ±2日(考えにくく否定的)
CH26 変動が 6月13日以前に終息した場合は再考し続報
推定時間帯 08時30分 ±2時間 または 18時 ±3時間
(BT変動出現終息時間帯から推定、解説資料 23ページ)
複合地震の場合は当てはまらないことがある
推定震央領域

更新情報「続報 No.453」所載の図3参照
太線内領域=大枠推定領域
斜線領域=火山近傍で考えやすい領域
図が見やすくなっています
推定規模 M8.0 ± 0.3(M7.7~M8.0 の可能性考えやすい) 
または複合地震
複合地震の場合(例:M7.1±0.3+M7.3±0.3 等)は、M7以上の地震の断層長の合計が 110~150km 程度
推定地震種 日本列島陸域の震源が浅い地殻内地震
火山活動 地震発生に伴い震源に近い火山で弱い噴火の可能性
必ず噴火すると断定することは困難だが、弱い噴火活動が生じる可能性は否定できない;2018年1月23日、草津白根山が変動極大から 34日で小規模噴火、過去例の中では最長;今回は 5月28日に噴火型変動極大を観測(噴火型変動については解説資料の 24〜27 ページを参照してください)


このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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