2026年11月3日火曜日

ベテルギウス: 大気内部の変化進む


2020年に起きた劇的な大減光(Great Dimming)以来初めて、アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(ALMA)を用いたベテルギウスの内部大気の観測が行われました。その結果、ベテルギウスの表面が変形し、斑点(スポット)で覆われていることが明らかになりました:
ALMA がベテルギウスに向けられたのは、2015年(「大減光」が起きる前)以来のことである。重要な点として、ALMA はベテルギウスの可視表面のすぐ上にある層から放射される 0.6〜1.4mm の波長を検出することができ、それによって広がった大気の最内層を捉えることが可能である。
 
研究チームは、この巨大な恒星の内部大気がますます不均一かつ非対称になっていることを発見した。これは、より小さな伴星の存在と関係している可能性があるという。 
 
今回の観測により、2015年以降、ベテルギウスの内部大気はより斑点状かつ非対称になっていることが明らかになった。一部の高温領域(ホット・スポット)では、周囲の領域よりも温度が約 800度高くなっている。
 
ALMA は恒星表面の隆起や窪みも検出しており、これは巨大な対流セルの存在を示唆している。高温領域の不規則なパターンは、ベテルギウスの大気中に、数は少ないものの非常に大きな対流セルが存在することを示唆している。
 
最も明るい高温領域は 2015年のデータでも確認されており、対流セルが実際にはかなり持続的であることを示唆している。また、高温領域の多くが特定の方向に沿って並んでいることも確認された。 


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スウィフト・ガンマ線バースト観測衛星の落下迫る (続報)


 
NASA はスウィフト衛星の大気圏突入日時を米国東部標準時 11月4日午前3時30分(日本時間 17時30分)±11時間としています。また、破片の落下は南緯 20.6 度から北緯 20.6 度の間に限定され、地球上の人に危害が及ぶリスクは、およそ 2100 分の 1 としています:
 
Aerospace Corporation は協定世界時 11月4日09時11分(日本時間 18時11分)±12時間と予報しています:
 
 
 
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イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-191)

 
米国イエローストーン国立公園(地図)の 2026年10月の状況です。
 
ノリス間欠泉盆地のスティームボート間欠泉(地図)の噴出はありませんでした:
 
回 日付(現地時間) 間隔(日)
1
2月27日 58
 
  
10月の地震活動は通常のレベルでした。66回の地震が観測され、最大は 10月4日に発生した M2.0 でした。群発地震の発生はありませんでした。
 
過去数ヶ月間、カルデラ内(地図)およびカルデラ北縁部において、目立った地殻変動は確認されていません。地盤の動きに見られるわずかな変動は、季節的な要因、特に地下水の状態の変化によるものと考えられています。
 
 
 

2026年11月2日月曜日

「地震予知の特別な情報ない」



単に「要請」としておけば良かったのに、わざわざ「緊急」をつけるから懸念や憶測が広がることになったのだと思います。

「あらためて国民に『緊急要請』を行う理由を問われた細野氏(細野豪志復興相)は、『地震の予知について特別な情報が入っていることはなく、地震以外の有事の情報が入っていることもありません』と言及」:


スウィフト・ガンマ線バースト観測衛星の落下迫る

 
 2004年11月に打ち上げられ、数々の観測成果を残したスウィフト・ガンマ線バースト観測衛星(現在の正式名称はニール・ゲーレルズ・スイフト天文台 Neil Gehrels Swift Observatory)は、軌道高度が低下したため 10月23日にミッションが終了、今後数日の内に大気圏に突入する見込みです。制御されない落下のため、落下日時、落下地点(北緯 20.56〜南緯 20.56度)ともに不明ですが、最も可能性が高いのは 11月4日とされています。
 
衛星の重量は約 1.5トンですが、ほとんどは大気中で燃え尽き、地表まで到達する可能性があるのは衛星の姿勢制御に使われていた 6つの重いリアクション・ホイールやレンズ、鏡といった望遠鏡の部品だろうといわれています。
 
当初約 600km あったスウィフトの軌道高度が半分近くまで低下した際、NASA は「救助」ミッションを計画。民間企業に委託してスウィフトの高度を上げるための宇宙船を今年 7月に打ち上げましたが、8月下旬までに技術的な問題により「救助」を断念していました。 


2026年10月31日土曜日

PC に RAM を搭載するのは「非常にひどい」こと


OpenAI の CEO、サム・アルトマン氏の発言です。供給が逼迫している DRAM を個人の PC ではなく、データ・センターに優先的にまわせ、ということのようです。
OpenAIの CEO サム・アルトマン氏は、データ・センターには大量のメモリが備わっていることを指摘しつつ、ユーザーのデスクトップ PC に搭載されている 32GB の RAM こそが問題であると語った。
 
「世界的なリソース配分の観点から言えば、世界的に供給が限られている DRAM を、各個人が自分のコンピュータに抱え込み、そのわずか 5% の時間しか使っていないというのは、非常にひどい状況だ」とアルトマン氏は語る。「供給が極めて逼迫している環境下では、クラウド上で最大限にリソースを活用すべきだ。それなのに、多くの人の直感はなぜかそれとは逆になっている。」 


弥陀ヶ原で地震急増 (続報)


10月29日付「弥陀ヶ原で地震急増」の続報です。
 
弥陀ヶ原(地図)では 10月28日に 32回、29日に 60回の地震が観測されたのですが、30日と31日(18時まで)は 0回となっています(グラフ)。 
 
気象庁は、地震が発生している場所は「想定火口域から約4キロ離れていて、火山活動にも特段の変化は見られていない」ので、噴火警戒レベルを「1」から引き上げるような状況ではないとしています:
 
北海道駒ヶ岳(地図)でも同じような傾向がみられます。10月2日に 137回の火山性地震が発生し噴火警戒レベルが引き上げられたのですが、3日は 2回、4日以降は 16日まで 0回、その後も少ない状態が続いています(グラフ)。


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2026年10月30日金曜日

レッド・スプライト


「レッド・スプライトは、雷雲のはるか上空、高度 50〜90km で発生する巨大な電気的な閃光であり、わずか数ミリ秒しか持続しない。ニコラ・エキュラ(Nicolas Escurat)がこれを映像に捉えた。」:

Red sprites are giant electrical flashes that burst 50 to 90 km up, far above thunderstorm clouds, and last only milliseconds. Nicolas Escurat caught them on video.

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— Digital Brain (@yourdigitalbrain.bsky.social) October 21, 2026 at 10:41 PM

 
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絶滅と存続


「絶滅が原則であり、存続(生存)は例外である。」―― カール・セーガン

“Extinction is the rule. Survival is the exception.” ― Carl Sagan

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— Saganism (@sagan.bsky.social) October 26, 2026 at 10:33 AM


地震予測モデルが翌日の地震活動パターンを示す


イギリスのブリストル大学の発表です:
カリフォルニア州における 10年にわたる地震活動の研究から、地震予測モデルが翌日の地震活動パターンを信頼性の高い形で示せることを裏付ける、これまでで最も強力な証拠が得られた。

研究チームは、現在の地震予測モデルの信頼性を検証するため、27種類の地震予測モデルを評価した。これらのモデルは 10年以上にわたり、カリフォルニア州を対象とした「翌日の地震予測」を自動的に生成し、5万件を超える独自のデータベースを構築していた。この予測データは、検証期間中に記録されたマグニチュード 3.95以上の約 600件の地震と比較・照合された。

その結果、一部のモデルは、実際に観測されたデータと照らし合わせた際、地震の発生場所、時期、規模を一貫して捉えられていたことが明らかになった。