2026年7月30日木曜日

令和8年熊本地震は予報されていた


八ヶ岳南麓天文台地図)の 串田嘉男 氏は「No.1778 長期継続大型地震前兆」について  7月29日17時00分付けで「続報 No.464」(PDF形式)を出していますが、その末尾で 7月28日に発生した「令和8年熊本地震」の予測について報告しています。7月1日配信の有料会員向け観測情報から予測を随時報告していたとのことです。

7/28 熊本地震
7/28± 発生推定 推定規模 M6.8±0.5 と誤差内で
時期・規模共に推定成功したが、
変動の向きを誤認し領域推定失敗

 
以下は「続報 No.464」からの引用です:
 
№3675(7/1配信)観測情報(初報)から秋田観測点 A1、A6、高知観測点 K6、K7 に BF 変動が観測され、特に A1 には PBF変動が観測されたこと、この変動から 7/28 ±9 発生、推定規模 M6.8±0.5 を推定報告し、続報も続けました。しかし、A1 基線からの変動の向きを誤認し、領域推定は失敗しました。前回の 2016年4月発生の熊本地震の Tmap 日数は 29日でした。今回の Tmap 日数は30日。ほぼ同じ Tmap 日数となります。(Tmap 日数=変動極大~地震発生迄の日数) 


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近畿圏中心領域大型地震 (続報-395)

 
八ヶ岳南麓天文台地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について  7月29日17時00分付けで「続報 No.464」(PDF形式)を出しています。 7月29.6日に櫛歯変動が静穏化しました(前回の更新情報では「静穏化は 7月28.5日±2日」と予測されていました)。

Stage-37 の変動終息の可能性 7/29.6 → 8月3日(8/3±2)
  
 
CH26 観測装置(八ヶ岳) ステージ-37 の櫛歯変動が 7月29日昼過ぎ(29.6日)に静穏化。他の関連変動も認められず、ステージ-37 変動が終息した可能性が高い。(櫛歯変動については解説資料の 9 ページを参照してください。)
 
経験則適用 初現 7月8.0日、極大 7月16.5日、終息 7月29.6日として、経験則  [初現~地震発生]:[終息~地震発生] = 6:1 および [極大~地震発生]:[終息~地震発生] = 3.9:1  を適用すると、地震発生時期として 8月3日±2日を得る。初現~極大の関係からは、8月1日±3日となるので、8月2日~8月4日に地震発生の可能性が考えやすい。 
 
▪️No.1778 前兆変動の特徴▪️ 「No.1778 前兆変動は 2008年7/4 初現で、観測歴上経験の無い 18年1ヶ月継続となる特殊な長期継続前兆変動です。歪み速度が極めて小さい(遅い)領域の地震の可能性が示唆されます。」
 
 ▪️disclaimer▪️ 「18年継続する観測歴上最長の変動は観測例がない初めての体験で、解析が極めて難しいため推定に誤りがある可能性は否めません。お許しください。推定に近い地震が発生した場合でも被害の少ないことを祈ります。」
 
   
推定日 8月3日
最大誤差 8月3日 ±2日
この推定を覆す変動が観測された場合は続報で修正
推定時間帯 09時±2時間 または 18時±3時間
複数観測装置の櫛歯変動出現状況 および BT変動出現終息時間帯から推定(解説資料 23ページ)
複合地震の場合は当てはまらない場合あり
推定震央領域

更新情報「続報 No.464」所載の図3参照
太線内領域=大枠推定領域
斜線領域=火山近傍で可能性が高い領域
推定規模 主震+余震型の場合 M8.0 ± 0.3
M7.7~M8.0 の可能性が高い 
複合地震の場合
例:M7.1±0.3+M7.3±0.3 等
M7 以上の地震の断層長の合計が 110~150km 程度
推定地震種 日本列島陸域の震源が浅い地殻内地震
火山活動 地震発生に伴う震源に近い火山での噴火の可能性は現状では低い
7月25日~29日まで噴火型変動が観測されたが、変動期間中のため噴火の前兆である可能性は低いとみられる。
(噴火型変動については解説資料の 24〜27 ページを参照してください)


このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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2026年7月29日水曜日

熊本県熊本地方で M7.1 (続報-2)


今回の熊本地震は、米国北西部のワシントン州やオレゴン州でも観測されました。
 
「PNSN(太平洋岸北西部地震ネットワーク)の観測網は、当地域の地震活動を監視するだけでなく、世界各地で発生する地震波も捉えています。本日、日本の熊本で発生したマグニチュード 6.8 の地震による地震波は、5,000マイル(約8,000キロメートル)以上の距離を伝わり、発生から 10分余りでワシントン州およびオレゴン州にある当ネットワークの観測点に到達しました」:


 
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熊本県熊本地方で M7.1 (続報)


7月28日付「熊本県熊本地方で M7.1」の続報です。
 
気象庁の速報値では M7.1、深さ 10km  でしたが、その後に発表された暫定値では深さが 16km に更新されています(暫定値による震央地図)。
 
米国地質調査所(USGS)は M6.8、深さ 10km とし、約 120万人が「非常に強い揺れ(MMI VII)」から「深刻な揺れ(MMI VIII)」を経験したと推定しています(MMI は改正メルカリ震度階の略)。気象庁と USGS のマグニチュードに差があることについては次のように説明しています:
 
USGS が報告するマグニチュード 6.8(Mww)と、気象庁(JMA)が報告するマグニチュード 7.1(Mj)との間に差がある主な理由は、両機関が異なる種類のマグニチュードを採用しているためです。マグニチュードの算出方法が大きく異なる場合、それらは異なる種類のマグニチュードとみなされます。今回の地震において、気象庁は「気象庁マグニチュード(Mj)」を使用しているのに対し、USGSは「モーメント・マグニチュード(Mww)」を使用しています。地震は複雑な現象であり、地震の規模を単一の数値で表すことは単純化された表現に過ぎません。異なる種類のマグニチュードは地震の震源過程における異なる特性を捉えるものであり、手法によっては、計算が速い、あるいは巨大地震の規模をより正確に推定できるといった実務上の利点があります。 

以下は "Tectonic Summary" からの抜粋です:
 
2026年7月28日に日本の南西部、九州地方の熊本県南部で発生したマグニチュード 6.8 の地震は、浅い場所での横ずれ断層運動によって引き起こされました。震源メカニズム解析によると、断層のずれは、北西方向に延びる左横ずれ断層、あるいは北東方向に延びる右横ずれ断層のいずれかで発生したことを示しています。この地震は、フィリピン海プレートが日本およびユーラシア・プレートの下へ北西方向に沈み込み始める琉球海溝から北西に数百キロメートル離れた場所で発生しましたが、その震源の浅さと断層運動の様式から、ユーラシア・プレート上部の地殻内断層で発生した地震であると判断されます。この地点では、フィリピン海プレートがユーラシア・プレートに向かって、年間 58 ミリメートルの速度で北西方向に収束しています。 


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2つの大形小惑星が月と地球に接近・通過

 
7月21日〜22日と 27日〜28日に、2つの小惑星が月と地球の近くを通り過ぎていたことが、NASA/JPL によるデータベース更新で明らかになりました。これらの小惑星のうち、"2026 OX3" が将来地球に衝突する確率は 0.010%(1万分の1)と計算されています。
 
2026OW3 (2026年7月26日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)7月21日 17:10
 (地球)7月22日 03:09
接近日時 誤差
(月)± 22 分
(地球)± 19 分
接近距離 (月)1.62 LD
(地球)0.96 LD
推定直径
10 ~ 22 m
対地球相対速度
8.9 km/s ≅ 3万2000 km/h
初観測から地球接近まで−4 日
次の地球接近
公転周期923 日 ≅ 2.53 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
2026 OX3 (2026年7月27日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)7月27日 18:58
 (地球)7月28日 03:43
接近日時 誤差
(月)± 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)1.02 LD
(地球)0.65 LD
推定直径
10 ~ 23 m
対地球相対速度
9.5 km/s ≅ 3万4000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近
公転周期566 日 ≅ 1.55 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年7月28日火曜日

東京上空にレッド・スプライト


7月26日夜、東京上空にレッド・スプライトが出現しました:

昨夜、超高層雷放電のレッドスプライトという現象をとらえました。 関東地方に雷雨をもたらした積乱雲の上空に現れました。 普通の雷と違って雲よりもはるかに高いところに現れ、1秒以下の瞬く間に光って消える赤い光です。 (2026年7月26日21時25分17秒 東京にて撮影)

[image or embed]

— KAGAYA (@kagaya11949.bsky.social) 2026年7月27日 12:11

 
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熊本県熊本地方で M7.1


7月28日16時27分、熊本県熊本地方を震源とする M7.1、深さ 10km(震央地図、以上気象庁速報値)、最大震度 7 の地震が発生しました(防災科学技術研究所は M6.6、深さ 9km としています)。東北東-西南西方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型です:

地震発生時刻は、月が遠地点を通過してから 14時間42分後、満月の 7時間9分前です。 
 
以下は、過去1年間にこのブログで採り上げた、今回の地震に関係あるかもしれない現象です。「平成28年(2016年)熊本地震」(M7.3、深さ 12km)では、4月16日の本震以降、熊本県熊本地方の北東側に位置する阿蘇地方から大分県西部にかけての地域と、大分県中部(別府-万年山断層帯周辺)地域など、広い範囲で地震が相次いだので、大分県や佐賀県の事象も含めています:

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2026年7月26日日曜日

小惑星 2026 OD3 が月と地球に接近・通過

 
小惑星〝2026 OD3〟が 7月25日に月と地球の近くを通過していたことが、NASA/JPL によるデータベース更新で明らかになりました。この小惑星が将来地球に衝突する確率は 0.00036%(28万分の1)とされています。
 
2026 OD3 (2026年7月25日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)7月25日 14:59
 (地球)7月25日 21:01
接近日時 誤差
(月)± 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)0.92 LD
(地球)0.59 LD
推定直径
8 ~ 17 m
対地球相対速度
13.0 km/s ≅ 4万7000 km/h
初観測から地球接近まで6 日
次の地球接近2030年1月11日ごろ
公転周期582 日 ≅ 1.59 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年7月25日土曜日

浅瀬にジンベイザメ — 鹿児島県瀬戸内町


7月21日午後から 22日朝にかけて、奄美大島西部沿岸の浅瀬(鹿児島県瀬戸内町加計呂麻島の実久(地図)と江仁屋離島(地図)の間の浅瀬)で、体長 4〜5m のジンベイザメ(ジンベエザメ)が泳ぎ回っているのが目撃・撮影されました。

「もっと水深が深い所で生息するだけに浅瀬での確認は珍しい」(奄美海洋生物研究会):

[備考]
  • 7月23日18時22分 奄美大島近海、M4.7、深さ 10km、震度 3
  • 7月25日04時43分 奄美大島近海、M4.2、深さ 10km、震度 2 
 

2026年7月24日金曜日

冬期の熊出没と地震後の低周波


冬眠しているはずの時期にクマが現れるのは、地震後に発生する低周波が原因だという説です。
 
「東北地方 6県では、冬期(1〜3月)の熊出没が近年増えています」、「宮城県の時系列データでは、地震発生の 24〜48時間後に出没件数が増える傾向がありました」、「地震後に励起される長周期の地殻変動の中に、熊の警戒周波数帯域(0.5〜8Hz)と重なる低周波が含まれることが分かりました」、「幼獣などがこれを危険信号と誤認し、巣穴から出てしまう可能性があります」: