2025年12月1日月曜日

小惑星 2025 WQ10 が月と地球に接近・通過

 
11月26日から 27日にかけて、小惑星〝2025 WQ10〟が月と地球の近くを通過して行きました。
 
2025 WQ10 (2025年11月29日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)11月26日 21:45
 (地球)11月27日 02:50
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)1.44 LD
(地球)0.86 LD
推定直径
5 ~ 10 m
対地球相対速度
9.5 km/s ≅ 3万4000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近2031年11月28日ごろ
公転周期442 日 ≅ 1.21 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

まもなく新星爆発 — かんむり座T星 (続報)

 
24年4月12日付「まもなく新星爆発 — かんむり座T星」の続報です。
 
かんむり座 T星(T Corona Borealis、T CrB)の明るさの変化を毎日伝えて来た spaceweather.com が、12月1日付で "Note to readers"(読者の皆様へ)と題して次のように書いています:
 
回帰新星(反復新星) T CrB は爆発していません。NASAが「間近に迫った」爆発の可能性を世間に知らしめて以降、この新星は 2年間にわたり安定して静穏な状態を続けています。北半球の冬が近づくにつれ、この新星が位置する「かんむり座」は見えにくくなっています。12月1日より毎日の観測を一時的に中止し、再び観測が容易となる 2026年春に再開する予定です。
 
 
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磐梯山で火山性地震急増

 
磐梯山(地図)では、12月1日03時ごろから火山性地震が急増しています。現時点で 126回観測されており(最新の数値)、震源は山頂付近の深さ 2km 付近と推定されています。火山性微動は観測されておらず、地殻変動に特段の変化はみられないとのことです:
 
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