8月7日、気象庁の「南海トラフ地震評価検討会」が開かれました。結論は「南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません」ということなのですが、気になる観測結果も明らかになっています。それは、四国西部で 7月29日(熊本地震の翌日)からプレート境界付近を震源とする深部低周波地震が継続しており、それと同期して、複数のひずみ計で地殻変動を観測、さらに傾斜データでも変化が見らる、という点です。この点について、評価検討会は「短期的ゆっくりすべりに起因するものと推定」、「熊本地震が関係している可能性はあるものの、従来から繰り返し観測されている地殻変動の範囲内の現象で、『プレート境界の状態に巨大地震を引き起こすような変化をもたらすものではない』」としています:
- 2026年熊本地震 南海トラフ巨大地震への影響はなし 地震翌日からプレート境界で「ゆっくりすべり」観測もプレート境界の固着状態への影響なし
- 熊本県の地震は南海トラフ巨大地震の発生に影響はなし
- 南海トラフ地震関連解説情報について -最近の南海トラフ周辺の地殻活動- (気象庁)
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