2022年8月16日火曜日

朝の空を横切る大火球 — 米国ユタ州

 
米国ユタ州(地図)北部で現地時間8月13日午前8時32分ごろ、大きな轟音が人々を驚かせました。当初は地震やジェット機の衝撃波などが疑われましたが、人工衛星の雷観測画像や防犯カメラの映像から、大火球が空を横切って飛行したことが原因と判明しました:
 
轟音の原因となった火球は、8月11日から12日にかけて極大を迎えたペルセウス座流星群の可能性が高いと考えられています。
 
明るい空を背景にしてもこれほどはっきり見える火球ですから、夜間だったらおそらく周囲が昼間のように明るくなったのではないでしょうか。
 

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アメリカ領サモアで群発地震

 
7月26日ごろから、アメリカ領サモアサモア独立国の東方)のマヌア諸島(Manuʻa islands)で群発地震が続いています。無感地震を含めて1時間あたり30〜60回の地震が記録されています。当初はタウ島(Taʻū island、地図)の火山か Vailuluʻu 海底火山(地図)周辺が震源とみられていましたが、タウ島に新たに設置された地震計のデータや、揺れの通報などによって、Vailuluʻu よりはタウ島に近い領域で発生していることがわかってきています:
 
今年1月にはトンガ王国で火山の爆発的噴火があり津波が発生しましたが、サモアの火山はハワイ諸島の火山に似ていて、緩やかに溶岩を流出させるタイプの噴火が多いということです。

 
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キッコウチクが開花 — 沖縄県うるま市

 
沖縄県うるま市勝連平敷屋(地図)の民家でキッコウチク(亀甲竹)が花を付けています(報道取材は8月5日)。キッコウチクはモウソウチクの突然変異種です。球状に花が付いており、一般的な竹の花とは見た目が大きく違っています。Wikipedia には「開花は希少であり、日本国内では2017年時点で、1966年の京都市下京区の例と、2017年9月の伊東市の2例しか記録されていない」との記述があります。 

「亀甲竹の開花は今のところ国内で数例しか記録されていません。花なのか、はたまた別の何かなのか」:
 
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2022年8月13日土曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-268)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 8月13日13:00 付けで更新情報を出しています。
 
「 PBF継続→先行特異は誤認識 8/28± 発生の可能性検討 過去例のない初めて体験する PBF 出現形態 」:
 
 更新情報の概要
  • 「 前続報では8/11or12に更新できればと記しましたが、本日8/13のデータを確認した かったため、本日8/13の更新となりましたこと、お詫び申し上げます 」

  • 特異変動: CH20観測装置(八ヶ岳)に継続出現していた特異変動が8月12日15時に静穏化。K6観測装置とK8観測装置(いずれも高知観測点)の特異変動は継続出現中。特異変動が終息したCH20観測装置にはCH26観測装置と同期するPBF変動が出現中。

  • PBF変動: 八ヶ岳の複数観測装置同期出現したPBF変動は、出現観測装置数が減少。CH26観測装置(八ヶ岳)のPBF変動は8月12日日中から不規則になりだし、終息の可能性を見せるも全体的には継続し、本日8月13日も継続出現中。現在PBF変動が出現しているのはCH20観測装置とCH26観測装置のみ。

    [PBF変動:Periodic Baseline Fluctuation anomaly、典型的な地震前兆波形。周期的な基線のうねり変動。極大時に集中出現した場合は、継続時間が地震規模を表す。]

  • 以上の観測事実から、7月19日から156時間継続出現したPBF変動(以下A)は先行特異ではないことになる。過去のPBF変動の事例でこのような出現形態はない。初めて体験するPBF出現形態。

  • Aが先行特異ではないとしたら、前兆変動初現と見なすしかない。7月19日を初現、8月1.8日〜8月2.0日を極大をとして、経験則[初現〜地震発生:極大〜地震発生 = 20:13]を適用すると、8月28日±3日が地震発生時期として算出される。この場合、8月21日ごろが前兆変動終息時期となるので、これを確認して地震発生日を再計算したい。
 
推定日2022年8月28日±3日の可能性を検討中(8月21日前後に前兆変動が終息するかを確認して修正予定)
推定時間帯 午前9:00±2時間 または 午後5:00±3時間
推定震央領域 続報 No.333」所載の図4太線内(火山近傍)
斜線の領域は可能性考え易い参考推定領域
推定規模 M8.0 ± 0.3
地震に伴う近隣火山の活発化や噴火=完全否定は困難
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
No.1778前兆群は、2008年7月初旬に出現し始めた前兆です。継続期間は14年を越えました。串田氏の観測歴上で最長の継続期間で、ピーク時期には30の観測装置に前兆変動が出現しました。
 
 
 

小惑星 2022 PW1 が月と地球に接近・通過

 
8月8日から9日にかけて、小惑星〝2022 PW1〟が月と地球のそばを通過していたことが明らかになりました。この小惑星が発見されたのは地球最接近から2日後でした。
 
2022 PW1 (2022年8月12日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)8月8日 21:36
 (地球)8月9日 03:58
接近日時 誤差
(月)±6 分
(地球)±5 分
接近距離 (月)1.22 LD
(地球)0.64 LD
推定直径
7 ~ 17 m
対地球相対速度
8.6 km/s ≅ 3万1000 km/h
発見から地球接近まで−2 日
次の地球接近2061年9月25日ごろ
公転周期1443 日 ≅ 3.95 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2022年8月12日金曜日

白頭山で山崩れ

 
8月9日、北朝鮮と中国の国境にある火山・白頭山(長白山、地図)の中国側で山崩れが発生しました。観光客が避難しましたが、けが人は出ていないということです:
 
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神社の森から水が噴き上がる、高さ30〜40m — 北海道長万部町

 
8月8日夕方、北海道長万部町にある飯生神社(いいなりじんじゃ、地図)の森から、轟音とともに水柱が周囲の木々をはるかに超える高さ30〜40mまで噴き上がり、現在も続いています。水温は23℃で、灰色に濁っており、周辺には硫化水素臭が漂っているとのことです。

「(水柱は)1958~59年にかけ温泉を掘る工事をした井戸から出ている」との報道がありますが、北海道立総合研究機構 エネルギー・環境・地質研究所の専門家は「現場には1950年代に掘られた天然ガスの井戸の跡があり、老朽化で井戸が損傷しガスと地下水が噴出した可能性がある」と解説しています。

さらに、「周辺では、61年前にも大量の水が自然に噴き出す現象が起きていて、その時は、2、3日で噴出は収まった」との報道もあります:

61年前(=1961年)にも同様の現象が起きていたということですが、北海道では1961年から62年にかけて2つの大きな地震が起きています(長万部町から震央までの距離は遠いですが):
  • 1961年8月12日 釧路沖 M7.2
  • 1962年4月23日 十勝沖 M7.1
 
 温泉や地下水の異常は大きな地震の前にはかなり起きているようですが、温泉についてはあまり報道されません。温泉の温度や湧出量の変化、変色、濁りなどは、客足が遠のくことを嫌ってあまり表沙汰にはされないのでは、と思っています。

東北地方太平洋沖地震(2011年3月11日)の前には、北海道や東北地方で次のような異変が報道されました:
 
[備考]8月11日 00:35 宗谷地方北部 M5.1、深さ10km、最大震度5弱; 8月11日 00:53 宗谷地方北部 M5.3、深さ10km、最大震度5強; 8月11日 02:14 宗谷地方北部 M4.6、深さ10km、最大震度4(いずれも震央距離は約295km)
 
 
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2022年8月9日火曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-267)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 8月8日16:00 付けで更新情報を出しています。
 
「8/10〜11 前兆終息の場合=8月13日発生の可能性(あくまでも参考: 8/11 前兆が終息しない場合=8月27日±3発生の可能性も有)」:
 
 更新情報の概要
  • 前回の更新情報で述べたとおり、昨年11月以降の14項目の前兆変動の変化から7月末の前後数日が算出されたが、それは対応地震の発生日ではなく、次ステージ(ステージ26)の極大日(8月1日)を示していた。8月1日極大前兆変動がステージ26であると認識。
     
  • 7月末の前後数日を地震発生時期と見なしたのは、14項目の変動が終息した時期にハヶ岳南麓の複数の観測装置に出現し始めたPBF変動を余震の前兆変動の可能性があると考えたため。「誠に申し訳ありませんでした。」

    [PBF変動:Periodic Baseline Fluctuation anomaly、典型的な地震前兆波形。周期的な基線のうねり変動。極大時に集中出現した場合は、継続時間が地震規模を表す。]
     
  • ステージ26を構成する主要な前兆変動はPBF変動。7月19日から156時間継続したPBF変動(以下P)は先行特異、その後のPBF変動が主前兆変動と認識。そのうち、149時間継続したPBF変動(以下C)は極大が認識できるので、その継続時間を主前兆PBF変動の規模推定根拠継続時間とした。
     
  • Pが先行特異であるとする認識が正しい場合は、8月10日〜11日に前兆変動終息の可能性が算出される。終息すれば、8月13日±3日に地震発生の可能性。終息しない場合は、Pを先行特異とする認識が誤りで、Pの初現が主前兆初現となり、8月27日前後に地震発生の可能性となる。
     
  • Pの継続時間は156時間と長く、主前兆の一部とは極めて考えにくいため、Pはやはり先行特異で、8月13日前後に地震発生となる可能性が考え易い状況。8月10日〜11日に前兆変動が終息するかに注目。「8月11日または12日に続報を出せればと考えています。」

 
推定日2022年8月13日または14日(8月14日±1日)の可能性が考え易いが、今後の前兆変動の状況によって修正の可能性がある。
推定時間帯 午前9:00±2時間 または 午後5:00±3時間
推定震央領域 続報 No.332」所載の図2太線内(火山近傍)
斜線の領域は可能性考え易い参考推定領域
(2022年7月までの推定領域に最近のPBF変動の推定影響局(FM放送局)を加味した結果、推定領域が狭められています。)
推定規模 M8.0 ± 0.3
地震にともなう近隣火山活発化や噴火=完全否定は困難
過去例と異なる前兆変動があるため推定困難
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
No.1778前兆群は、2008年7月初旬に出現し始めた前兆です。継続期間は14年を越えました。串田氏の観測歴上で最長の継続期間で、ピーク時期には30の観測装置に前兆変動が出現しました。
 
 
 

2022年8月8日月曜日

吾妻山で火山性微動と傾斜変動

 
8月7日19時50分ごろ、吾妻山(地図)で火山性微動と傾斜変動が発生しました。火山性地震の増加はありませんでした。
 
「これまで観測した火山性微動に比べると、振幅は小さいものでしたが、継続時間は1時間39分(速報値)と最も長いものでした。火山性微動が観測されたのは、2022年3月28日以来です」、「火山性微動の発生に伴いわずかな大穴火口方向(西)上がりの変動がみられましたが、現在は火山性微動発生前の状態に概ね戻っています」:
 
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これがプロキシマ・ケンタウリだ !?

 
フランスの代替エネルギー・原子力委員会のディレクターで、著名な物理学者であるエティエンヌ・クライン氏の投稿 —— 「プロキシマ・ケンタウリの写真、太陽に最も近い恒星、4.2光年の距離にある。JWST(ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡)によって撮影された。この精細さ ・・・ 日に日に新しい世界が見えてくる。」:
 
 
 
この写真、実はプロキシマ・ケンタウリではなくてチョリソー(スペイン産のスパイシーなソーセージ)のスライスを写した冗談だったとクライン氏は明らかにしています:
 

2022年8月7日日曜日

ハコクラゲ a la 草間彌生

 
パプア・ニューギニアのカビエン(地図)にあるスキューバ・ベンチャーズ社が撮影した珍しいクラゲ。オーストラリアのクイーンズランド沖で四半世紀前に一度しか目撃されたことがない非常に珍しいハコクラゲの一種だそうです。草間彌生さんの《かぼちゃ》のデザイン(画像)を連想してしまいます:

シロイルカがセーヌ川を遡上 — フランス

 
8月2日、シロイルカ(ベルーガ)がセーヌ川(地図)を遡っているのが見つかりました。5日には河口から約100kmのところまで遡上したとのことです。セーヌ川には5月にシャチが迷い込んでいます。フランスの川でシロイルカが目撃されたのは、1948年のロワール川(地図)以来です。
 
 「シロイルカは通常、北極圏の冷たい海域に生息。秋になり海が凍り始めると餌を求めて南下するが、これほど遠方まで移動することはまれ」(生息域地図):
 
 

2022年8月5日金曜日

特大サイズの雹かと思ったら・・・

 
昨年5月にロシアのサンクト・ペテルブルク市(地図)で防犯カメラが捉えた現象です。特大サイズの雹が降ったのかと思いましたが、実は近くを走る路面電車に落ちた雷によって飛び散った火花なのだそうです:
 
 
 
 

海岸近くにイルカ — 和歌山県白浜町

 
8月3日夜から4日午後にかけて、和歌山県白浜町の臨海浦海水浴場(地図)近くの沿岸にイルカが出没しました。体長約2mで、ハンドウイルカミナミハンドウイルカ、あるいは両者の交雑種とみられています。

「今年5、6月に太地町(地図)の海で単独行動していたイルカと背びれの形が似ており、同一個体の可能性がある」(太地町立くじらの博物館):
 
 

2022年8月4日木曜日

噴火始まる — アイスランド

 
 
アイスランド気象局のウェブサイトによると、現地時間8月3日13時18分(日本時間同日22時18分)、レイキャネス半島で噴火が始まりました(ライブ映像ライブ映像)。場所はメラルダリール(Merardalir)で、昨年3月から9月にかけて溶岩の流出が続いたファグラダルスフィヨール(Fagradalsfjall)の噴火地点の近くです。噴火開始後は地震の回数が減少しているそうです。

以下のツイートの写真は噴火発生から間もなく撮影されたものです。亀裂はまだ短いですが、その後拡大しています。手前は昨年の噴火で亀裂上にできた火口です:
 
 
 
 

2022年8月3日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-266)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 8月3日13:00 付けで更新情報を出しています。
 
「本日が発生時期誤差内の可能性は誤認識で 多数変動は 8/1 極大を示しており→8/1極大から次ステージ認識の可能性」:
 
 更新情報の概要
  • 7月19日夕方から八ヶ岳の複数の観測装置に出現したPBF変動は継続中。

    156時間継続→(7時間静穏)→20時間継続(A)→(9時間静穏)→63時間継続(B)→(4時間静穏)→現在も継続中(C)

  • 前回までの更新情報においては、PBF変動 A、B、C はいずれも本震ではなく余震の前兆変動である可能性が否定できず、多くの前兆変動変化が示した7月末前後数日間が対応地震発生時期であると考え、8月3日までは対応地震発生の可能性があるとして報告した。

    しかし、今回の更新情報の時点までの前兆変動出現状況を見ると、多数の前兆変動が示した地震発生時期の範囲内である8月1日に極大があると認識できる。

  • 156時間連続したPBF変動は、その後出現したPBF変動と変動周期が異なること、8月1日前後の地震発生時期を示すには誤差が大きく根拠が薄いことなどから、8月1日極大に関係した別の変動である可能性であると考える。

    この場合、過去観測事例に照らして可能性が高いのは、主前兆変動初現に先行して出現する「先行特異」の可能性(先行特異は特異変動が主であったための呼称であるが、変動形態は特異に限らず、BT や PBF の場合もある)。

    [BT変動:Baseline Thickness anomaly、静穏時よりも基線幅が増大する変動]

    [PBF変動:Periodic Baseline Fluctuation anomaly、典型的な地震前兆波形。周期的な基線のうねり変動。極大時に集中出現した場合は、継続時間が地震規模を表す。]

  • 8月1日の極大から次ステージに移行したと認識。これは多数の変動変化から推定された地震発生時期が実は次ステージの前兆変動の極大を示すという、No.1778前兆群で20回以上観測された現象と同じで考え易い。

  • 20時間継続したPBF変動(A)を主前兆変動の初現とすると、8月1日の極大との関係から、8月13日±3日が地震発生時期として算出される。

  • 以上の認識が現時点では考え易いため、8月3日までが発生時期の誤差範囲である可能性は否定されることになる。「大変申し訳ございませんでした。」

  • 「 8/13±3 発生の可能性が計算できますが、8/13 から次ステージとなり、発生時期はより先となる可能性や、現認識も誤認である可能性も完全否定困難です。」

    「しかし、まずは現認識が正しいか否か、そ して現状考え易い 8/13± 発生 の可能性が正しいか、観測と検討を続けます。」

    「 現認識が正しい場合は、前回の認識が誤認となりますので深く謝罪致 します。」

 
推定日現在の認識では 2022年8月13日±3日 の可能性が考えやすいが、今後の変化で修正
推定時間帯 午前9:00±2時間 または 午後5:00±3時間
推定震央領域 続報 No.331」所載の図2太線内(火山近傍)
斜線の領域は可能性考え易い参考推定領域
推定規模 M8.0 ± 0.3
地震に伴う近隣火山の噴火については完全否定困難 何らかの火山活動活発化の可能性も否定困難
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
No.1778前兆群は、2008年7月初旬に出現し始めた前兆です。継続期間は14年となります。串田氏の観測歴上で最長の継続期間で、ピーク時期には30の観測装置に前兆変動が出現しました。
 
 
 

レイキャネス半島で激しい群発地震 — アイスランド

 
アイスランド南西部のレイキャネス半島(地図)で、7月30日正午前後から激しい群発地震が続いています。昨年3月から9月にかけて溶岩の流出が続いたファグラダルスフィヨールの噴火地点周辺に多くの震源が分布しています。
 
これまでに数千回の地震が観測されており、最大規模は M5.4。首都レイキャビクを含むアイスランド南西部の広い範囲で揺れを感じました。震源近くの村では水道管の破損などが報告されています。
 
地震の原因はマグマの貫入とみられており、マグマの最上部は地表から 1km のところまで達しているとする専門家もいます。
 
 7月29日には、アイスランド南部のカトラ火山(地図)で M4.2 の地震がありました。また、8月2日にはグリムスボトン火山(地図)で最大 Mw3.6を含む M1以上の地震が相次いで発生し、航空カラーコードが“イエロー”に引き上げられています。
 

2022年8月2日火曜日

海面にリュウグウノツカイ — 山口県下関市

 
7月29日夕方、山口県下関市吉母(地図)の海で、海面近くを泳ぐリュウグウノツカイが見つかりました。体長 4m近く。その後、海岸に打ち上げられ、まもなく死んだとのことです。

「下関市の海面近くで見つかるのは、非常に珍しい」:
 

長方形の雨雲?

 
雨雲を観測するレーダーに映った長方形の何か。7月4日の19時ごろから5日07時ごろまで断続的に現れたそうです。場所は、九州の北部に突き出た東松浦半島と壱岐島との間の壱岐水道です。

気象庁の観測整備計画課の担当者は「原因は、実はよく分かっていないのです。ただ明らかなのは、レーダーの故障ではないことです。前後の画像から見て、降水現象ではないものが映ってしまった可能性が高いです」、「ほかの無線局の電波干渉など何らかの外的要因により影響を受けて 、降水現象ではないものが映り込んでしまったと推測しています」と語っています:
 

イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-140)

 
米国イエローストーン国立公園内にあるスティームボート間欠泉(地図)の 7月の噴出は0回でした。 8月1日現在、6月20日の最後の噴出から42日が経過しています。
 
日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月23日 38
2 2月14日 22
3 3月4日 18
4 3月30日 26
5
5月4日 35
6
5月23日 19
7
6月10日 18
8
6月20日 10
 
 
米国地質調査所(USGS)が8月1日に発表した "YELLOWSTONE VOLCANO OBSERVATORY MONTHLY UPDATE" によると、夏の初めからイエローストーン・カルデラとノリス間欠泉盆地で数ミリメートルの隆起が観測されています。これは、雪解け水が地中に浸透し、地表が膨張した結果で、毎年夏に同様の現象が現れ、2015年から年間数センチメートルの割合で続いているカルデラの沈降傾向と重なって観測される、とのことです。

 
過去の噴出記録は以下のリンク先を参照してください:
 
 

2022年8月1日月曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-265)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 8月1日12:00 付けで更新情報を出しています。
 
誤差の可能性について検討」:
 
更新情報の概要
  • その後も CH04・CH15・CH26観測装置(八ヶ岳)にPBF変動が出現中

    156時間継続→(7時間静穏)→20時間継続→(9時間静穏)→63時間継続→(4時間静穏)→44時間以上継続中。

    これらの継続時間を合計して経験則に当てはめると M8.5 を超える規模となり、これまで観測されたPBF変動から推定された規模を調和しなくなる。また、7月26日朝まで156時間継続したPBF変動とそれ以降のPBF変動では波形と周期が若干異なる。

    [PBF変動:Periodic Baseline Fluctuation anomaly、典型的な地震前兆波形。周期的な基線のうねり変動。極大時に集中出現した場合は、継続時間が地震規模を表す。PBF変動の継続出現時間計から地震規模を推定する経験則は  Log(PBF継続時間計)= 0.5M−1.8]

  • K9・K10観測装置(高知観測点)の特異変動は7月24.3日に終息したが、その後、静穏期間を経て特異変動が断続的に出現している。

  • 1995年1月の兵庫県南部地震のときや、2018年9月の胆振東部地震のときも前兆変動静穏化以降に前兆変動が継続したが、それは余震の前兆変動と認識され、実際の余震活動とも調和した。

    今回推定されている地震は地殻内地震で規模が大きいことから、余震の前兆変動が現れないのは不自然であると考えていた。

    以上より、主地震前兆変動は終息しており、現在も八ヶ岳の観測装置で継続しているPBF変動と、高知観測点の観測装置に断続出現している特異変動は、余震活動に対応する前兆変動である可能性が否定できない。

  • 現在の第25ス テージ後半に出現した変動の消長、相互関係などから導いた推定発生時期では7月29日が多かったことから、7月29日を中心とした発生日を推定したが、7月30日±3日や7月31日±3日もあることから、最も遅い時期の7月31日±3日を採用し、8月3日まで地震発生の可能性があると修正する。

  • 8/3までに発生なき場合は、 前述の認識が間違っているこ とになり、7/31極大として、 第26ステージに入った可能性として8/3以降の可能性を続報させて頂きます。申し訳ありません。

 
推定日2022年8月3日まで
8月3日までに発生がない場合は現認識が間違い。上記日付以降の可能性として観測データに鑑み続報。
推定時間帯 午前9:00±2時間 または 午後5:00±3時間
推定震央領域 続報 No.330」所載の図5太線内(火山近傍)
斜線交差領域は可能性考え易い参考推定領域
(今回のPBF変動の出現状況を加味した結果、斜線交差領域に絞られる可能性が出てきた。)
推定規模 M8.0 ± 0.3
地震に伴う近隣火山の噴火については、完全否定困難
何らかの火山活動活発化の可能性も否定困難
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
No.1778前兆群は、2008年7月初旬に出現し始めた前兆です。継続期間は14年となります。串田氏の観測歴上で最長の継続期間で、ピーク時期には30の観測装置に前兆変動が出現しました。
 
 
 

地底から響く謎の音 — トルコ

 
トルコのメディア『DAILY SABAH』の記事です:
 
トルコ東部スィイルト県(Siirt province)のメイダンデレ村(Meydandere、地図)では、地下から響く原因不明の音とそれにともなう揺れに、住民の不安が高まっています。7月末から当局による調査が行われていますが、今のところ原因は判明していません。当局の責任者は「音の正確な原因は、この地域の包括的な地質調査の後でのみ明らかになるだろう」と述べています。

当局に調査を依頼した村長は次のように語っています ——「音は深いところから響いてくる。村中の家が揺さぶられる。最初は地震だと思ったが、近隣で地震は発生していない。建設現場に資材を運ぶトラックが起こす振動ではないかとも考えたが、村の近くでは何の建設工事も行われていない」、「村から4キロほど離れた場所にダムがあるので、地下水の移動の可能性も考えたが、まだわからない」

村人は次のように証言しています ——「こんなに恐ろしい音は聞いたことがない。真夜中、午前1時、2時に聞こえたが、間違いなく地下深くからの音だった。夜中にそれを聞いた村人は皆、家から逃げ出し、眠ることができなかった」
 
別の村人は次のように語っています —— 「最初は何かが爆発したのだと思った。真夜中ごろにその音を聞いた人々はパニックになって逃げ出した。ピークは 2回あって、人々は悲鳴を上げていました。ここには 170 世帯が暮らしていますが、誰もが恐れています」
 
 
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2022年7月31日日曜日

中国の大型ロケットがまもなく落下 (続報)

 
U.S. Space Command のツイートによると、中国の大型ロケットの1段目は米国山岳部夏時間 7月30日午前10時45分(日本時間31日午前1時45分)にインド洋上空で大気圏に突入したとのことです:

落下の様子を撮影したとみられる動画です。撮影地はマレーシアの Kuching(地図)です:
 
 NASA はこの落下について中国を非難しています:

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2022年7月30日土曜日

中国の大型ロケットがまもなく落下

 
またもや中国のロケットが制御されぬまま大気圏に突入します。 
 
問題のロケットは「長征5B」で、中国独自の宇宙ステーション「天宮(Tiangong)」の実験棟「問天(Wentian)」を搭載して7月24日に打ち上げられ、天宮のコアモジュール「天和(Tianhe)」にドッキングさせることに成功しています。
 
落下してくるのは長征5Bロケットの1段目で、大気圏内で完全には燃え尽きず、5~9トンが地表に到達するとみられています。長征5Bは今回が3回目の打ち上げですが、過去の2回も制御されない状態で大気圏に突入しています。2020年の打ち上げでは、西アフリカのコートジボワール共和国に残骸が落下し、建物に被害が出ています。

以下のツイートは The Aerospace Corporation のツイートですが、日本時間 7月31日03時16分±5時間の時間帯に大気圏に突入すると予測しています。軌道図(拡大)を見ると、この時間帯の中央を過ぎたあたりで、日本列島上空を九州から関東地方にかけて通過するようです。
 
 
 
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2022年7月29日金曜日

大地震を80%の精度で予知する方法を開発 — イスラエル (補足)

 

『Remote Sensing』誌に掲載された概要と本文です:

"Abstract" の主要部分をテキトー訳します:
 
地震に先行している可能性がある前兆現象の検出をめぐっては、大きな論争がある。強い地震にかかわる自然災害の兆候は、岩石圏、対流圏、電離圏に現れる可能性があり、現在のリモート・センシング技術が、地殻深くに蓄積した応力の早期警告信号(地震イベントに関連すると推定される)を検出・測定する重要なツールとなっている。当論文では、GPS電離層全電子量(TEC)を前処理した時系列推定値を用いて、機械学習サポート・ベクター・マシン(SVM)技術を実装し、地震に起因しTECデータの乱れとして現れる潜在的な前兆現象を評価することを提案する。異なる時間スケールでの太陽や地磁気の影響についてデータをフィルタリングしスクリーニングした結果、大規模地震(>Mw 6)に対しては、真陰性(true negative)の予測は85.7%の精度、真陽性(true positive)の予測では80%の精度が達成可能であることが示された。
 
 
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大地震を80%の精度で予知する方法を開発 — イスラエル

 
イスラエル政府のエネルギー省とイスラエル科学財団から資金提供を受けた研究チームが、大地震の発生を48時間前に80%の精度で予測する方法を開発したとのことです:
以下は『JERUSALEM POST』紙の記事からの抜粋・テキトー訳です:
  • イスラエルの研究チームが、大地震を48時間前に80%の精度で予測する方法を見いだした。詳細は、5月に科学誌『Remote Sensing』に査読付き論文として掲載された。

  • 研究チームは、モーメント・マグニチュード(Mw)6 を超える地震を大地震と定義している。

  • アリエル大学と研究開発センター東部支部からなる研究チームは、地球の電離層の変動を調べることによって、過去20年間に発生したいくつかの大地震の前兆候補を評価することができた。

  • 研究チームは、機械学習によるサポート・ベクター・マシン(SVM)技術を実装した。これは、電離層の全電子量(Total Electron Content:TEC)のGPS地図データを使って、電離層の電子電荷密度を計算するものである。

  • この手法によって、大地震を80%の精度で正確に予測できることを確認した。

  • この手法では、特定の地域で大地震が発生しないことを85.7%の精度で予測することもできる。
 
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2022年7月28日木曜日

漁港内に複数のイルカが迷い込む — 宮城県気仙沼市

 
7月27日朝、宮城県気仙沼市の梶ケ浦漁港(地図)内に複数のイルカが迷い込んでいるのが見つかりました。体長は目測で1〜2m程度。

「ここでイルカを見たのは初めて」「大島沖や唐桑沖などではよく見掛けるが、湾内で見たことはなかった」(同漁港を拠点にする釣り歴60年以上の釣り人):
 
 

堤防沿いにリュウグウノツカイ — 島根県出雲市

 
7月27日午前、島根県出雲市河下町(地図)で、海岸の堤防沿いにリュウグウノツカイが泳いでいるのが目撃・撮影されました。体長は2~3mほど:
 
今年は島根県や鳥取県で魚類の異変が多いようです:
 

カマエワカナロア海底火山で地震多発 — ハワイ (続報)

 
日本時間7月27日13時28分(現地時間26日18時28分)、ハワイ島南岸から約33kmのところにある海底火山カマエワカナロア(旧称ロイヒ、地図)でM4.6、震源の深さ10.6kmの地震が発生しました。7月16日から18日にかけてカマエワカナロアで発生した群発地震に関連した応力解放である可能性があるとのことです。
 
また、この地震の42分前にはハワイ島の南岸、キラウエア火山の南麓でM4.3、震源の深さ34.0kmの地震が発生しています。米国地質調査所(USGS)ハワイ火山観測所(HVO) の専門家は「(時間的にも距離的にも)これほど接近して2つの中規模の地震が発生したことは珍しいが、この2つの出来事には明らかな関係はない」、「マウナロア火山やキラウエア火山に明らかな影響はない」と述べています。
 
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クジラが座礁 — 北海道苫小牧市

 
7月16日、北海道苫小牧市錦岡の海岸(地図)で、コビレゴンドウが座礁しているのが見つかりました。 体長2mほどで生きており、海上保安庁が海へ戻したとのことです:
 

鶴見岳・伽藍岳の噴火警戒レベルを引下げ

 
震央分布図 Credit: 気象庁

7月8日付「伽藍岳で火山性地震多発、噴火警戒レベル引上げ」の続報です。
 
7月27日、鶴見岳・伽藍岳の噴火警戒レベルが「1(活火山であることに留意)」へ引下げられました。伽藍岳(地図)では7月8日に山体を震源とする火山性地震が多発しましたが、地震活動は8日だけで終息しました。火山性微動の発生はありませんでした:
 
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近畿圏中心領域大型地震 (続報-264)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 7月27日16:30 付けで補足情報を出しています:
 
補足情報の概要
  • CH26観測装置(八ヶ岳)などに出現したPBF変動は、156時間継続した後、7月26日07時ごろに終息したが、その後、7時間の休止を経て26日14時から翌27日10時ごろまで20時間にわたって再出現。

  • PBF変動の継続時間の合計は176時間(=156時間+20時間)となり、経験則 Log(PBF継続時間計)= 0.5M−1.8 にもとづく推定規模は M8.1±0.3 となる。ただし、これまでの推定規模 M8.0±0.3 を維持。

  • PBF変動の極大7月22.9日と新たな終息日時7月27.4日(=7月27日10時)に経験則 [極大〜地震発生]:[終息〜地震発生]= 3.9:1 を適用すると、推定発生時期は7月29日となる。よって、7月28日発生の可能性は低く、7月29日発生の可能性が高い。誤差があっても7月31日まで。

2022年7月27日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-263)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 7月26日12:00 付けで更新情報を出しています。
 
「14年継続した前兆 7月29日(7/29±2) 対応地震発生の可能性考え易い」:
 
更新情報の概要
  • CH26観測装置(八ヶ岳)に7月19日19時過ぎから整った形のPBF変動が出現。完全同期してCH15観測装置(八ヶ岳)にも弱いPBF変動が出現。さらに、同期は見られないが、CH07、CH14、CH34観測装置(いずれも八ヶ岳)にも極めて微弱なPBF変動が出現。[PBF変動:Periodic Baseline Fluctuation anomaly、典型的な地震前兆波形。周期的な基線のうねり変動。極大時に集中出現した場合は、継続時間が地震規模を表す。]

  • PBF変動の向き(基線より上方向か下方向か)から影響局(FM放送局)を絞り込み、地震発生推定領域を地図上に作図すると中部・北関東・東北南部となり、これまでの推定領域と合致。

  • 7月19日15時ごろから CH17観測装置とCH21観測装置(いずれも八ヶ岳) に特異変動が出現。PBF変動と同じ現象の関連変動と認識。

  • PBF変動は156時間継続し、7月26日07時に終息。7月22.9日が極大と認識。初現7月19.8日、極大7月22.9日から7月28日±3日発生、終息7月26.3日から7月27日±3日発生の可能性が算出される。

  • PBF変動の継続出現時間計 156 時間に、経験則  Log(PBF継続時間計)= 0.5M−1.8 を適用すると M8.0±0.3 が算出される。この値は、これまでの推定規模と合致。

  • 14年間継続出現した長期継続前兆は全て終息した。

  • 各観測装置に現れた前兆変動の消長、相互関係などから導いた16項目は全て7月28日または7月29日に地震発生の可能性があることを示している。誤差も加味して7月29日±2日発生の可能性が高いというのが現在の見解。

  • 但し14年という長期継続前兆は経験が無く、これで発生とならない場合や、発生しても推定内容(領域・規模)が実際と大きく異なる場合もあり得ます。その場合は平に陳謝致します。お許し下さい。現状、左記の推定地震発生が否定できませんので、念のため最大限のご注意をお願い致します。仮に発生した場合でも被害が少ないことを祈ります。
 
推定日7月29日(誤差: 7月29日±2日)
7月29日発生の可能性が高いが、7月31日までに発生がない場合は再考する。
推定時間帯 午前9:00±2時間 または 午後5:00±3時間
推定震央領域 続報 No.328」所載の図2太線内(火山近傍)
斜線域は可能性考え易い参考推定領域
推定規模 M8.0 ± 0.3
地震に伴う近隣火山の噴火については、完全否定困難
何らかの火山活動活発化の可能性も否定困難
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
No.1778前兆群は、2008年7月初旬に出現し始めた前兆です。継続期間は14年となります。串田氏の観測歴上で最長の継続期間で、ピーク時期には30の観測装置に前兆変動が出現しました。
 
[備考: 7月29日は新月です。推定領域にはギリギリですが柏崎刈羽原子力発電所(地図)が入っているように見えます。]
 
 
 

2022年7月26日火曜日

イルカが人を襲う、6件 — 福井県福井市

 
7月24日、福井県福井市蒲生町の越廼海水浴場(地図)で、遊泳中にイルカに噛まれたとの通報が相次ぎ、6件に達しました。イルカは4月下旬ごろから頻繁に目撃されており、同海水浴場では、7月9日の海開き以降、噛まれたとの報告が少なくとも10件あるとのことです。

「福井市によると、今夏は越前海岸を中心に野生のイルカが漁港や海水浴場で目撃されるケースが相次いでいるという」: