8月6日早朝02時33分(日本時間同日03時33分)、中国東部の山東省で M5.5 の地震が発生し、建物の倒壊や壁の崩落、ガスの供給停止などの被害が出ました。震央は首都・北京の南 300km ですが、北京や天津でも揺れを感じたとのことです。米国地質調査所(USGS)は、M5.4、震源の深さ 10km としています(震央地図)。 横ずれタイプの断層に起因する地震だったようです。
この地震の前後には、さまざまな異常現象が報じられています:
- 8月1日 湖北省 月が血のような色をしていた
- 8月5日 河北省 雪が降る
- 8月6日 山東省 空がまっ赤な色に染まる
- 8月6日 河南省 地震後にツバメの大群が現れる
「5日夕方の日没ごろに空が赤くなり始め、6日午前0時ごろまで続いた」(済南市のコンビニ店員)、「空の赤い光が発生するのはよく見られることで、主に気候的な理由によるもの。地震との関連については信用するに十分な根拠がなく、なおかつ震源から数十キロ離れた場所の現象には予測材料としての意味は何もない」(済南地震監視測定センター):
- 地震の前に空が真っ赤になっていた! 関連は?―山東省 (写真あり)
- 08.08 役情最前線 (YouTube動画、異常現象のニュースは 9分47秒付近から)