7月28日付「噴火始まる — アイスランド (続報)」の続報です。
アイスランド気象局が 8月8日に発表したところによると、レイキャネス半島で 7月10日に始まった噴火は、8月4日深夜から弱まり始め、5日正午には終息したようです:
以下は発表からの抜粋です ——
2023年8月8日更新
レイキャネス半島の活動が新たな段階に入った。先週末には、リトリ・フルートゥル(Litli-Hrútur)で噴火を起こしていた火口が縮小しているのが確認された。期を同じくして、8月4日深夜から、噴火地点に近い多くの観測点で観測された火山性微動が安定的に減少し始めた。8月5日正午には、噴火地点のすぐ近くにあるフラウンゼル・ヴァトンフェル(Hraunsel-Vatnsfell)の観測点で検出された揺れは、さらに減少し、噴火前のレベルになった(グラフ)。その後、火口での活動は観測されていない。この地域の地震活動は続いているが、噴火の初期に比べるとかなり弱くなっている。人工衛星(MODIS)によって最後に熱異常が検出されたのは 8月6日である。
レイキャネス半島の活動が新たな段階に入った。先週末には、リトリ・フルートゥル(Litli-Hrútur)で噴火を起こしていた火口が縮小しているのが確認された。期を同じくして、8月4日深夜から、噴火地点に近い多くの観測点で観測された火山性微動が安定的に減少し始めた。8月5日正午には、噴火地点のすぐ近くにあるフラウンゼル・ヴァトンフェル(Hraunsel-Vatnsfell)の観測点で検出された揺れは、さらに減少し、噴火前のレベルになった(グラフ)。その後、火口での活動は観測されていない。この地域の地震活動は続いているが、噴火の初期に比べるとかなり弱くなっている。人工衛星(MODIS)によって最後に熱異常が検出されたのは 8月6日である。
リトリ・フルートゥルの噴火が終息したと宣言するのはまだ早いが、レイキャネス半島の噴火活動の新たな段階が始まったことは明らかである。 今後、地震活動が再び活発化し、新たな噴火が始まるかどうかを予想するのは時期尚早である。時間が経ってみなければわからない。
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