2017年9月20日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-175)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 9月19日16:30 付けで更新情報を出しています ―― 前兆継続中、地震発生は11月初旬?:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期前兆が完全に終息するまで確定できない。
現段階では 11月3日± の可能性が示唆される。
推定時刻 午前9時±1時間 または 午後6時±3時間
推定震央領域 岐阜県愛知県長野県西部、静岡県西部、福井県、滋賀県、富山県西部、石川県南部、京都府北部など
更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
ある程度、火山に近い領域の可能性がある。
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の深さ30km以浅の陸域地殻内地震
 

▼ 現状
  • これまで継続していた前兆が引き続き継続出現している。

▼ 考察
  • 2008年7月初旬から9年2ヵ月以上にわたって前兆が継続。これまで最長の前兆継続期間は3年3ヵ月。

  • 現在は第24ステージと認識。

  • 前回の更新情報では「9月21日±2日(9月16日± に前兆が終息することが条件)」としていたが、現時点でも前兆が継続出現しているため、少なくとも 9月22日± の可能性はなくなった → これまでの前兆関係(初現~極大、極大~終息、など)の認識に誤りがあった。

  • あらためて前兆関係を見直した結果、11月3日± の可能性が示唆される。

  • 9月29日± の可能性も若干あるが、8月10日極大に対する前兆終息が認められないため、11月3日± の方が考えやすい。

  • 9月末近くに前兆が終息した場合には今月末(9月29日±)地震発生の可能性が出てくる。10月上旬以降まで前兆が継続した場合には、10月以降に地震発生となる可能性が高くなる。

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:

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