2025年12月19日金曜日

東北地方太平洋沖地震: 断層面の凹凸は歯止めにならず

 
海洋研究開発機構(JAMSTEC)の発表です。
 
東北地方太平洋沖地震(2011年3月11日、Mw 9.0~9.1、深さ 24km、最大震度 7)について、「プレート境界断層の位置が、今回の掘削孔の範囲である水平距離 100m の中でも、大きく 15m も上下に変化していること」、「このような断層面の凹凸構造は巨大すべりを止めるには至ら」なかったこと、「断層を挟んだ上下の岩石の物理特性に大きなコントラストがあることが巨大なすべりに寄与したこと」がわかった、とのことです: