1月7日、アルジェリア北東部の Ain Sefra(地図)に雪が降り、オレンジ色の砂丘が白く染まりました:
Ain Sefra はアトラス山脈の南麓、サハラ砂漠の北縁に位置しています。
一方、南半球のオーストラリアのシドニー(地図)では、1月7日の気温が47.3℃に達しました。同市では1939年に47.8℃を記録していますが、それ以来約80年ぶり、史上第2位の高温で、道路の舗装が溶けたり、山火事への懸念から屋外での火の使用が禁止されたりしました。ニューサウスウェールズ州の保健当局は、強い日差しや高温によって屋外のオゾン濃度が高まっているとして、特に呼吸器系の疾患がある人は屋外に出ることを控えるよう警告しています:
- Sydney, Australia swelters in temperatures topping 47 C, hottest day in nearly 80 years
- NSW weather: fire danger, ozone warnings amid heatwave
北米大陸は強力な寒波に襲われており、凍ったサメが海岸に打ち上げられたり、南部のフロリダ州ではマナティやイグアナが凍死したりしていることが伝えられています。アメリカの地球温暖化否定論者たちは勢いづいているようですが、地球全体を見て考えてほしいものです。
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