2025年1月5日日曜日

ネス湖の怪獣 — 2024年の目撃と遭遇

 
スコットランドの "Daily Record" の記事です。2024年に起きたネス湖の怪獣の目撃や遭遇のランキングです。
 
ネス湖の怪物ハンターにとって、2024 年は特に興味深い年でした。多くの人にとってネッシーの存在を決定的に証明する画像が数多く共有されました。

『デイリー・レコード』は、2024 年を通してネッシーが目撃されたと思われる顕著な事例をいくつかまとめました。水面下の奇妙な形の写真から、「何か」が自分に擦り寄ったと主張する水泳選手まで、少なくとも 1つはあなたの興味をそそるはずです。

今年撮影された映像でネッシーの存在を証明または反証するものはありませんが、興味深い会話が生まれたことは間違いありません。 2025年に、あなたもこの有名な湖に足を運んでみたいと思うかもしれません。

 
なお、5枚目の写真には黒いウェットスーツを着て泳いでいる人物が写っていますが、これはこの人物がネッシーと誤認されたというわけではありません。ネッシーと接触したという事例です。写真のキャプションには次のように書かれています ——

また、9月には、オーストラリアの命知らずのダンカン・ロバーツが、チャリティー・チャレンジのためにネス湖の冷たい水に挑んだ。ロバーツがネス湖の最深部(の水面)を泳いでいると、水中の「何か」が自分の体に擦れるのを感じた。当時、ロバーツはこう語っている。「泳いでいる最中、(対岸まで)半分ほどのところで衝撃を感じました。何か大きなものでした。水は真っ暗で、深さと暗さに怖くなって目を閉じていたので、何も見えませんでした。ただ、胸にドスンと大きな衝撃を感じただけです。」
 
 

イエローストーンの火山活動は北東に移動する

 
"Nature" 誌に 1月1日付で掲載された "The progression of basaltic–rhyolitic melt storage at Yellowstone Caldera" と題する論文の内容を紹介している記事です:

以下は記事の概略です ——
 
米国地質調査所(USGS)の地質学者を中心とする研究チームが、イエローストーンのカルデラで流紋岩質の火山活動が北東へ移動している証拠を発見した。

『ネイチャー』誌に掲載された論文で、同チームは電磁気的地球物理学的手法を使用してイエローストーンのカルデラの地下を調査した方法について説明している。

イエローストーン・カルデラは、米国西部にあるイエローストーン国立公園内の火山カルデラおよび超火山(super-volcano)であり、その巨大さからイエローストーン超火山と呼ばれることもある。地球上で最大級の火山の 1つである。

これまでの研究で、この超巨大火山は過去 210万年間に 3回の大規模なカルデラ形成噴火を起こしており、最新の溶岩流は約 7万年前のものであることが明らかになっている。再び噴火する時期は不明である。

今回の調査により、研究者らは、カルデラの下に 7か所、あるいはそれ以上のマグマの独特な領域があり、その一部は他のマグマに流れ込んでいることを突き止めた。その深さは 4~47km ‐ マントルの境界に近い。

また、研究チームは最も興味深い溶融物質貯留層はカルデラの北東部にあり、今後最も活発になる可能性が高いと指摘した。研究チームが発見した貯留層は、下部に玄武岩質マグマ、上部に流紋岩質マグマを蓄えている。

研究チームは量についても推定することができ、溶融物質の貯蔵量は約 388~489km³ であることが判明した。これは、以前の噴火が集中していた南部、西部、北部よりもはるかに多い量である。
 
 

2025年1月4日土曜日

インバウンド

 
1996年以降、訪れた人が多かった国のランキングです。日本はなかなか登場しません。2015年になってやっと登場、ぐんぐん順位を上げるものの 2020年にランク外に、そして 2023年に復活。
 
 

富士山で高周波地震 6回

 
【1月5日追記: 1月3日の高周波地震数は 0回に修正されました。また、深部低周波地震は、1月3日に 2回の発生があったため、累計が 7回となりました。】
 
気象庁の「富士山の火山観測データ」によると、1月3日、高周波地震が 6回観測されました。富士山では、1日あたりの高周波地震数は通常 0〜2 程度で推移し、まれに 3〜4 になることがありますが、1日に 6回の地震が観測されるのは 2021年1月1日以降では初めてです。なお、12月半ば以降、深部低周波地震が 5回発生しています。
 
 

内ノ籠断層で群発地震

 
栃木県西部の内ノ籠(うちのこもり)断層付近で、1月2日ごろから微小な地震が多発しています。地震が起きているのは男体山(地図)の南 15km 付近です。政府・地震調査研究推進本部の資料によれば、同断層では M6.6 程度の地震が発生する可能性があるとされていますが、発生確率は不明とされています。
 
2025年01月02日12:00~2025年01月03日12:00
気象庁「震央分布」より
 

能登半島地震: 東北地方太平洋沖地震と南海トラフ巨大地震のはざま

 
富山の『チューリップテレビ』の記事です。 能登半島地震について富山大学名誉教授の竹内章氏(地質学)が解説しています。能登半島は、すでに起きた東北地方太平洋沖地震の「後遺症」(地殻変動)と、これから起きる南海トラフ巨大地震の「準備」の影響が重なる場所だということです。
 
「2024年に発生した能登半島地震、2007年の能登半島地震、1993年の能登半島沖地震もそうだと言えるんですけど、すべてが南海トラフの巨大地震がこれから起きる準備が西日本で進んでいる」、「能登半島地震で連動して動いた断層帯の南端の端の破壊が懸念される」:

2025年1月3日金曜日

日本海側の地震の特徴とは? 次は長岡平野西縁断層が動く?

 
テレビ新潟』の長い記事です。中越地震、中越沖地震、能登半島地震など、日本海側の地震の特徴は、複数の断層が関与し余震が多いことだそうです。

「普通だと一つの断層が動いて本震で断層ができて、そこで余震が起こっていくことも多いが、中越地震の場合はちょっと離れたところで完全に違う断層がもう一回割れているので、総じては全部余震と言いますが、ちょっと小さめの別の地震が起こっている」、「断層そのものが非常にたくさん存在していて。なおかつ非常に複雑な壊れ方をするというのが日本海側の、ある意味、地震の特徴かと思います」、「長岡平野西縁断層(地図)というのが地下にある場所です。いろんな活断層、ほかにいっぱい新潟県内にありますけれども、その中からみると次は動くならこれだよねというように思っています」:
 

形勢逆転 ハイエナ vs. ライオン

 
 

小惑星 2025 AB が地球と月に接近

 
1月3日、かなり大きな小惑星〝2025 AB〟が地球と月の近くを通過します。
 
2025 AB (2025年1月2日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月3日 15:22
 (月)1月3日 22:08
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.40 LD
(月)0.96 LD
推定直径
10 ~ 23 m
対地球相対速度
11.6 km/s ≅ 4万2000 km/h
初観測から地球接近まで2 日
次の地球接近2035年8月23日ごろ
公転周期356 日 ≅ 0.97 年
分類
アテン群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

小惑星 2025 AC が地球と月に接近・通過

 
1月3日、小惑星〝2025 AC〟が地球と月の近くを通過しました。非常に低速な小惑星です。
 
2025 AC (2025年1月2日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月3日 07:36
 (月)1月3日 11:20
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.37 LD
(月)1.28 LD
推定直径
4 ~ 9 m
対地球相対速度
4.3 km/s ≅ 1万5000 km/h
初観測から地球接近まで2 日
次の地球接近2030年3月31日ごろ
公転周期482 日 ≅ 1.32 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。