2026年1月31日土曜日

衛星崩壊


1月30日に撮影された動画です。退役し、昨年10月に「墓場軌道」に投入されたロシアのオリンプ(Olimp)信号諜報衛星が、おそらくスペース・デブリ(宇宙ゴミ)と衝突したことによって崩壊していく過程をとらえています。最初の衝突以降、周辺に衛星と同じ速度で同じ方向に移動する複数の物体(破片?)が現れます:



宗谷地方南部の地震(続報)


1月29日付「宗谷地方南部の地震」の続報です。「震度6弱」が観測されていました。
 
北海道の宗谷地方南部で続いている一連の地震について、気象庁の発表ではこれまでの最大震度は「3」とされていますが、実際の揺れがもっと大きかった地域があったようです。住宅の壁に亀裂が生じたり、壁材がほとんど剥がれてしまうなどの被害があり、「家中の戸は全部開いて、中のものはがしゃんと落ちて、2階のものは全部倒れていた。ドアはこうやって開くけど、こっちはもうこれは動くけど、全然動かない」と語る住民もいます。
 
防災科学技術研究所の上問寒(地図)観測点では「震度6弱」を 2回観測していました。この観測点は気象庁の観測点から約 18km 離れているとのことです。
 
「震度計が置いてある場所よりも、震源に近い場所、そういうところでは発表された震度よりも強い震度になっている可能性が高い」、「『震度3』を観測した気象庁の観測点から、およそ18キロ離れた上問寒地区では、『震度6弱』の揺れが局地的に襲っていた」、「今回起きた震度3以上の地震の震源が地図上の赤い点なのですが、その近くには『問寒別断層帯』があります」:
 
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2026年1月30日金曜日

三河地震の前にも電離層に異常


京都大学の梅野健教授の発表です。太平洋戦争末期の 1945年1月13日未明に発生した三河地震(M 6.8、深さ 11km、最大震度 6)の約1時間半前から約1時間前にかけて電離層で急激な電子数密度の増大が観測されていたことが当時の資料でわかった、との内容です。戦局が絶望的になる中、海軍が電離層の観測を続けていたことは驚きです:

三河地震は愛知県西尾市と蒲郡市の間付近を震源として、東南海地震の 37日後に発生し、地表に逆断層が出現、津波も発生しました。死者 2306人、負傷者 3866人とされています。(『決定新版 日本の地震地図』 岡田義光、東京書籍、2019)
 
 
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「第2の地球」を発見


アメリカの科学誌『Science』の 1月28日付の記事です。 
 
太陽系外惑星を発見するために 2009年に打ち上げられたケプラー宇宙望遠鏡は 2018年に運用が停止されましたが、その観測データの中からこれまで専門家が見逃していた地球サイズの惑星をボランティアの市民科学者が発見しました:
 
HD 137010 bと呼ばれるこの惑星は、ほぼ地球とほぼ同じ大きさだ。公転周期は355日で、地球とほぼ同じ軌道を描いている。また、その主星は明るく、地球からわずか 146光年しか離れていないため、将来の望遠鏡で詳細に観測できるほど近い。
 
HD 137010 bの恒星は K型矮星で、比較的明るいものの、太陽よりも約1000℃低い。そのため、地球とほぼ同じ距離を周回しているにもかかわらず、この惑星は火星よりも恒星から受け取るエネルギーが少ない。つまり、この惑星は恒星のハビタブルゾーン(恒星の周囲にある領域で、惑星が表面に液体の水が存在するのに十分な太陽光を得られる領域)の氷の端に位置することになる。しかし、この惑星がもっと温かい可能性もある。研究チームは、この惑星が恒星のより近くを公転し、ハビタブルゾーン(生命居住可能領域)内にしっかりと収まっている確率を約40%と計算している。
 
天文学者たちはこれまでに 6000個以上の太陽系外惑星を発見している。しかし、圧倒的多数は大きく、高温、あるいはその両方である。なぜなら、そのような惑星は検出しやすいからだ。数十個ある既知のハビタブルゾーン(地球サイズとほぼ同等)の太陽系外惑星のほとんどは、M型矮星の周りを狭い軌道で周回している。これらの暗く、しかし激しい恒星は高エネルギーの放射線を噴き出し、これまでのところ、惑星の大気を吹き飛ばしているように見える。

2026年1月29日木曜日

富士山で深部低周波地震

 
1月28日、富士山で深部低周波地震が 8回(速報値)観測されました:
 
気象庁「富士山の火山観測データ」より

 
富士山の深部低周波地震は、気象庁は次のように説明しています —「(P波、S波の)相が不明瞭で、周期の長い地震波を伴う、深さ10km~20km あたりで発生する地震。地下深部のマグマと関連していると考えられている。」  
 
 

宗谷地方南部の地震


北海道の宗谷地方南部では 1月12日未明から地震が多発しています。震源の深さはいずれも「ごく浅い」です。28日12時までに有感地震が37回あり、内訳は震度3が 4回、震度2が 10回、震度1が 23回となっています。これまでの最大は 1月13日に発生した M5.2、最大震度3 です。発震機構が発表されているものは、すべてが逆断層型です。
 
以下は稚内地方気象台が発表している資料です ——「今回の活動域の周辺では過去に規模の大きな地震が発生した記録はありません」、「1月13日の地震(M5.2)が最も規模の大きな地震となります」、「今回の震源周辺には、政府の地震調査研究推進本部が評価している活断層はありません」:

2026年1月28日水曜日

プチスポット火山とプレート境界地震


海洋研究開発機構(JAMSTEC)の記事です。プチスポット火山とプレート境界地震の関係について解説しています。
 
「(東北地方太平洋沖地震では)多くの地震学者が『こんなところで巨大地震が起こるはずがない』と考えていたところで、水平方向に50メートル、鉛直方向には7〜10メートルもズレた」、「北海道ライズが沈み込む日本海溝の北側でしか巨大地震が起きないのは…」、「プチスポットは、地震の始まりと終わりの両方に関わっている可能性があるんですね」:

小惑星 2026 BE6 が地球と月に接近・通過

 
1月17日から 18日にかけて、小惑星〝2026 BE6〟が地球と月の近くを通過しました。
 
2026 BE6 (2026年1月27日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月17日 23:04
 (月)1月18日 09:34
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± 1 分
接近距離 (地球)0.94 LD
(月)1.20 LD
推定直径
3 ~ 6 m
対地球相対速度
10.4 km/s ≅ 3万7000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2044年7月21日ごろ
公転周期442 日 ≅ 1.21 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年1月27日火曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-361)

 
八ヶ岳南麓天文台地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について  1月26日14時00分付けで「続報 No.430」(PDF形式)を出しています ——
 
 直前変動の可能性がある変動(火山近傍地震前兆)を
1/24.6 CH26 に観測
上の認識が正しい場合は
3月7日±2日 対応地震発生の可能性有 
 
現況/考察
  • 前回の更新情報で「直前変動がある場合は、1月25日ごろに PBF特異または顕著特異変動等が出現する可能性がある」と指摘したが、1月24日の昼過ぎ(1月24.6日)を中心に CH26 観測装置(八ヶ岳)のみに変動が出現した。

  • 変動の形態は火山噴火型だが、1日だけの出現のため火山近傍地殻地震前兆変動。ステージ-30 の各変動形態は全て異なる変動タイプで出現しているため、今回の変動は「直前変動」と認識して良いと判断。焼岳の火山活動とは直接関係ない認識。

  • 「極大 2025年6月27日、直前変動 2026年1月24.6日」に経験則 [極大~地震発生]:[直前変動~地震発生]=6:1(Tmap:Tpa=6:1)を適用すると、地震発生時期として 3月6.9日±3日が算出される。

  • 「極大 2025年6月27日、終息 2026年1月2.5日」に経験則 [極大~地震発生]:[終息~地震発生]=3.9:1(Tmap:Tpp=3.9:1)を適用すると、地震発生時期として 3月8.8日±3日が算出される。

  • 「31年間の観測で初めて体験する 17年を超える長期継続特殊前兆変動のため、推定に誤りがある可能性は否定困難です」
 
 
推定日
3月7日 ±2日 (最大誤差 3月7日 ±4日)
3月7日±4日に初現または極大が出現して、次のステージに移行しない場合に限る。
3月7日 または 3月8日 の可能性が考えやすい。
推定時間帯 09時 ±2時間 または 18時 ±3時間
(BT変動出現終息時間帯から推定、参照 23ページ)
複合地震の場合は当てはまらない
推定震央領域

更新情報「続報 No.430」所載の図3参照
点線領域内=大枠推定領域
太線領域内=可能性が考えやすい推定領域
斜線領域内=火山近傍で考えやすい 
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3 または複合地震
複合地震の場合(例:M7.1±0.3+M7.3±0.3 等)は、M7以上の地震の断層長 110~150km 程度
推定地震種 日本列島陸域の震源が浅い地殻内地震


このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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3つの小惑星が地球と月に接近・通過

 
3つの小惑星が地球と月の近くを通過していたことが、NASA/JPL によるデータベース更新で明らかになりました。
 
"2026 BZ5" は発見数が少ないアテン群に属する非常に低速な小惑星で、将来地球に衝突する確率は 0.000079%(130万分の1)とされています。
 
2026 AK14 (2026年1月26日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月12日 04:47
 (月)1月12日 05:07
接近日時 誤差
(地球)± 8 分
(月)± 8 分
接近距離 (地球)0.35 LD
(月)0.71 LD
推定直径
4 ~ 8 m
対地球相対速度
16.5 km/s ≅ 5万9000 km/h
初観測から地球接近まで−2 日
次の地球接近2125年10月7日ごろ
公転周期1460 日 ≅ 4.00 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
2026 BM5 (2026年1月25日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)1月17日 14:37
 (地球)1月17日 20:08
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)1.18 LD
(地球)0.41 LD
推定直径
3 ~ 7 m
対地球相対速度
12.2 km/s ≅ 4万4000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近
公転周期1362 日 ≅ 3.73 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
2026 BZ5 (2026年1月26日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月20日 12:08
 (月)1月21日 18:05
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± 1 分
接近距離 (地球)0.42 LD
(月)1.04 LD
推定直径
1 ~ 2 m
対地球相対速度
3.3 km/s ≅ 1万2000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2027年1月15日
公転周期351 日 ≅ 0.96 年
分類
アテン群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。