2014年1月11日土曜日

小惑星 2014 AA が地球大気圏に突入 (続報-2)


1月5日付け「小惑星 2014 AA が地球大気圏に突入 (続報)」の続報です。

1月2日に地球の大気圏に突入した小惑星 2014 AA の軌道図を、国際天文学連合(IAU)の Minor Planet Center が公開しています:

緑色の線が 2014 AA の軌道で、刻み目は1時間ごとの位置を示しています。青い円は地球で、右上方向の青い矢印は地球の移動方向、黄色い矢印は太陽の方向を示しています。赤い星印は 2014 AA が発見されたときの位置です。2014 AA は月の軌道のすぐ外側まで迫った時点で発見され、そのまま地球めがけて進んできたことがわかります。

2014 AA は直径数メートルと小さいからよかったものの、数十メートル級や数百メートル級だったら、避難する余裕もなく大きな被害が出たことでしょう。

2014年1月8日水曜日

小惑星 2014 AD16 が地球接近


1月3日に発見された小惑星 2014 AD16 が、8日午後7時25分(日本時間)に地球から 1.5LD(LDは地球から月までの平均距離)のところを通過します。この小惑星の直径は約15mと推定されています。

定置網にナガスクジラ − 岩手県釜石市


1月6日、岩手県釜石市の大槌湾(地図)に設けられた定置網に体長14.2m、体重約17トンのナガスクジラ1頭がかかりました。「こんなに大きいのは初めて」(釜石市漁連):

関連記事

2014年1月7日火曜日

八甲田山で火山性地震増加


気象庁が1月6日付けで発表した「平成26年 No.01 週間火山概況」によると、12月29日、南八甲田火山群で火山性地震が増加したとのことです:
2013年12月29日に南八甲田火山群櫛ヶ峰(くしがみね)の東側を震源とする火山性地震が増加し、日別地震回数は16回となりました。この日別地震回数は計数開始(2013年6月5日)以降で最多となります。

2013年2月頃以降は大岳山頂直下付近の地震活動が主となっていますが、今期間は南八甲田火山群での地震が一時的に増加したもので、その中では14時02分頃発生したマグニチュード1.7の地震が最大規模となっています。30日以降、地震は少ない状態となり、今期間の合計回数は20回でした。

昨年の八甲田山の状況については以下を参照してください:

伊豆大島で火山性地震増加


気象庁が1月6日に発表した「平成26年 No.01 週間火山概況」によると、12月21日ごろから伊豆大島で火山性地震が増加し始めたとのことです:
12月21日頃から伊豆大島の東部を中心に火山性地震が増え始め、12月30日21時55分に発生したマグニチュード2.1の地震により大島町波浮港で震度1を、1月2日02時15分に発生したマグニチュード2.4の地震により大島町波浮港で最大震度2を、1月3日08時21分に発生したマグニチュード2.7の地震により大島町波浮港などで最大震度2を観測しました。これらの地震はいずれも伊豆大島の東部を震源とするものでした。

これらの地震に伴い、火山性地震が増加し、2日30回、3日には80回を観測しましたが、4日27回、4日は8回と減少しました。

GPSによる観測では、地下深部へのマグマの供給によると考えられる島全体の長期的な膨張傾向が続いていますが、2011年頃から鈍化してきています。

蔵王山で火山性微動、火山性地震増加、傾斜計にも変化 ― 宮城県 (続報-11)



気象庁が1月6日に発表した「平成26年 No.01 週間火山概況」によると、1月3日、蔵王山で火山性微動が発生したとのことです:
蔵王山では、2014年1月3日の14時05分頃に火山性微動が発生しました。火山性微動の発生は2013年12月8日以来です。坊平観測点での継続時間は約1分と短く、最大振幅(上下動)も0.5μm/sと小さなものでした。今期間、火山性地震は5回発生し、火山性微動の発生前後に4回発生しましたが、地震活動の活発化はみられません。

蔵王山では昨年1月22日に観測開始以来初めてとなる火山性微動が発生しました。蔵王山で昨年1年間に発生した火山性微動を表にまとめたものが以下にあります:

2014年1月5日日曜日

小惑星 2014 AF5 が地球接近


新年になってから発見された小惑星 2014 AF5 が、1月2日午前1時13分(日本時間)に月の軌道の内側に入り込み、地球から 0.3LD(LDは地球から月までの平均距離)のところを通過していきました。最接近時の地球との相対速度は秒速約14.6km(時速約5万3000km)でした。この小惑星の直径は約8mと推定されています。

小惑星 2014 AA が地球大気圏に突入 (続報)


1月3日付「小惑星 2014 AA が地球大気圏に突入」の続報です。

NASAの更新情報によると、小惑星 2014 AA は大西洋上空で大気圏に突入した可能性が高いとのことです:

上記のNASAの情報によると、数少ない観測データに基づく軌道計算および核実験監視のための低周波音観測ネットワークのデータから得られた衝突時刻は1月2日13:02(日本時間)、衝突地点は北緯11.7度、西経40.3度ですが、時刻には数十分、地点には数百kmの誤差がありうるとのことです。

この小惑星のような大きさが数メートル級のものであれば、大気圏内で分裂・消滅して地表に到達する可能性はほとんどありません。しかし、昨年2月にロシアに落下した小惑星(隕石)のように10メートルを超える大きさのものであれば、構成物質や大気圏への突入角度によっては直接地表に到達して大きな被害をもたらす可能性がゼロではありません。

小惑星 2014 AA は、発見から約21時間後には地球の大気圏に突入しました。より大きな小惑星はもっと早期に発見できる可能性がありますが、それでも衝突地点を精確に算定したり、衝突地点から避難するのに十分な時間があるとは限りません。

2014年1月3日金曜日

小惑星 2014 AA が地球大気圏に突入


2014年1月1日に発見された小惑星〝2014 AA〟が、日本時間2日午前11時33分ごろ(1時間程度の誤差あり)に地球の大気圏に突入した模様です。〝2014 AA〟は今年最初に発見された小惑星です。その直径は2〜4mと推定されており、「自動車のサイズ」と表現されています:

2014年1月1日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-28)


12月10日付「近畿圏中心領域大型地震 (続報-27)」の続報です。

八ヶ岳南麓天文台の串田氏が更新情報を12月22日付で出しています:

内容をまとめると以下のとおりです:
  • ステージ7前兆群が継続中。
  • 1月初旬に対応地震が発生する可能性は否定できる。2月半ば以前に対応地震が発生する可能性も否定できる。
  • ステージ7前兆群が指し示す時期は2月25日±3日。この時期に対応地震が発生するか、次のステージへ移行するとみられる。
  • 推定領域、推定規模(M7.3±0.3、陸域の浅い震源)、発生時刻(午前9時±2時間、午後6時±2時間)に変更なし。

地震発生の日付がはっきりしないのに発生時刻が予測できる点を不審に思われる方が多いのではないでしょうか。私もそうでした。この点について串田氏の著書「地震予報」(PHP新書)から説明を引用します:
前兆変動の中で、基線が太くなる基線幅増大変動(BT変動)が1週間程度以上継続して出現する場合には、日々のBTの出現時刻、または終息時刻を記録していくと、一日の中で、ほぼ一定の時刻に出現、終息変化の時間帯が認められる。一日に二つの時刻帯が求められることになるが、どちらかの時間帯と、実際の地震発生時刻が一致しているのだ。

このように地震発生時刻とBT変動の出現または終息時刻が一致する理由について、串田氏は次のように推定しています:
おそらく、日々、BTの変化時間帯に地下のその領域(震源)で、応力変動が生じているのではないだろうか? 地震は最終的な断層破壊としてずれ動く現象だから、地震前に見られる日々の変動時間帯と同じ時間帯に最終破壊が生じることは、けっして的外れな推論ではないと思われる。

さらに、BT変動に周期性が生じる原因について串田氏は次のように書いています:
地球の衛星である、月の朔望周期や、月の出入りの時間との相関は認められず、単純に毎日同じ時間帯に変化が認められる。つまり24時間の周期変化が認められる。これは地球の自転周期だ。(中略)日々の応力変動、微小破壊進行は、地球の自転周期、すなわち太陽の潮汐力が関係しているのかもしれない。

一日のうちのどの時間帯に断層で微小な破壊が進行するのか、そして最終的な破壊に至るのかは、断層のパラメーター(走向、傾斜角、滑り角)と天球上の太陽の位置によって決まるのかもしれません。