2014年1月7日火曜日

伊豆大島で火山性地震増加


気象庁が1月6日に発表した「平成26年 No.01 週間火山概況」によると、12月21日ごろから伊豆大島で火山性地震が増加し始めたとのことです:
12月21日頃から伊豆大島の東部を中心に火山性地震が増え始め、12月30日21時55分に発生したマグニチュード2.1の地震により大島町波浮港で震度1を、1月2日02時15分に発生したマグニチュード2.4の地震により大島町波浮港で最大震度2を、1月3日08時21分に発生したマグニチュード2.7の地震により大島町波浮港などで最大震度2を観測しました。これらの地震はいずれも伊豆大島の東部を震源とするものでした。

これらの地震に伴い、火山性地震が増加し、2日30回、3日には80回を観測しましたが、4日27回、4日は8回と減少しました。

GPSによる観測では、地下深部へのマグマの供給によると考えられる島全体の長期的な膨張傾向が続いていますが、2011年頃から鈍化してきています。