2012年7月5日木曜日

市街地にカモシカ出没 ― 秋田県秋田市、岩手県盛岡市


7月3日午前、秋田県秋田市(地図)にカモシカが出現。「事業所や官公庁のビルが建ち並ぶ中心部」を歩き回ったとのことです。「市街地でのカモシカの目撃情報は毎年寄せられる」、「夜行性なので、夜のうちに市街地まで出てきて、さまよっているうちに朝になったのではないか」(秋田市):

同じく7月3日の深夜、岩手県盛岡市(地図)の中心部にカモシカが出現し、周囲が騒然となったとのことです。「カモシカが中心部に現れたのは5年ぶり」(市教育委員会):

カモシカが出没した秋田市と盛岡市は日本最深の田沢湖を挟んで対称の位置関係にあります。分水嶺の東と西で、同期したようにカモシカが現れたのは偶然でしょうか。


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カエルに異変 ― 神奈川県山北町


6月24日付「カエルに異変 ― 静岡県東伊豆町」と類似の現象です。

モリアオガエルは水面上にせり出した木の枝などに卵を産み付け、孵化したオタマジャクシは直下の水面へ落下して水中生活を始めます。

先に紹介した静岡県東伊豆町の場合は、モリアオガエルが下に水がない場所に産卵したのですが、今回の神奈川県山北町の温泉旅館(地図)では、「常時40度近い湯が沸く露天風呂の上」に産卵しているとのことです。

孵化したオタマジャクシが40度近い湯の中に落下したら生存は難しいでしょう。親ガエルは、産卵するときに温泉から立ち昇る湯気や熱気を感じているはずで、本来であればそのような場所は忌避するはずです。それにもかかわらず、そのような場所に産卵するというのは不可解です。「周囲に適した水場がなかったか、単純に間違えたのか。温泉で産んだというのはあまり聞いたことがない」(県立生命の星・地球博物館):

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2012年7月4日水曜日

コーラに発がん物質


日本の大手メディアは沈黙していましたが、今年3月、コーラ飲料に発がん物質が含まれていると伝えられました。米国の消費者団体「公益科学センター」(CSPI)が指摘したことが発端です。コーラに色をつけるために使われるカラメル色素に、製造工程で化学物質が加えられることによって発がん性のある〝4-メチルイミダゾール〟が発生するというものでした:

もちろん業界は反発し、米食品医薬品局(FDA)も1日1000缶以上飲まなければ危険はないとの立場でした。ところが、カリフォルニア州の法律で定められている〝4-メチルイミダゾール〟の1日当たりの摂取許容量が29マイクログラムであるのに対して、コカ・コーラやペプシの1缶にはその3倍を超える100マイクログラム以上が含まれているため、業界は〝4-メチルイミダゾール〟に発がん性があるとする見解を否定しつつも、カリフォルニア州の基準を満たすように製造レシピを変更するということになりました。この際、レシピの変更が「米国外での製品に適用されるかどうかは不明」と伝えられていました:

世界中で製造レシピが安全なものに順次切り替えられていくだろうと安易に考えていたのですが、資本主義の企業に性善説的な行動を期待をするのは間違いだったようです。法律で規制しなければ、彼らは商品の安全性を高めようとはしないようです。まずイギリスで火の手が上がりました:

米国の消費者団体「公益科学センター」(CSPI)が新たに検査したところ、カリフォルニア州で販売されているコーラでは、〝4-メチルイミダゾール〟が1缶(12液量オンス、355ml)あたり4マイクログラムに低下している一方で、米国内の他の州や米国外で販売されているコーラでは依然として100マイクログラムを超える〝4-メチルイミダゾール〟が検出されたとのことです。最も量が多かったのはブラジルの267マイクログラム、次いでケニアの177マイクログラムです。ブラジルでは、カリフォルニア州が法律で定める1日当たりの許容摂取量の実に9倍超が1缶に含まれていることになります。日本の数値は1缶当たり72マイクログラムで、カリフォルニア州の含有量の18倍、同州の定める許容量の約2.5倍です(各国の検出量の表はここにあります):

日本の大手新聞やテレビ局はこの件について報道していないのではないでしょうか。私が最近ニュース番組で見かけたコーラ関連報道としては、以下の日本コカ・コーラの発表を受けたヨイショ報道だけでした:

私自身はコーラ好きです。でも3月に上記の報道を見てからは、コーラを買うのを躊躇するようになりました。福島の原発事故以降は緑茶もまったく口にせず、海外産であることがはっきりしている紅茶やウーロン茶に切り替えています。だんだん飲み物の選択肢が狭まって行くようです。


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海から噴き出す炎 !?


以下はオーストラリアのニュースサイトに掲載された記事です。6月29日の日没直前に、同国西海岸の都市・パース(地図)の海岸で目撃された現象で、約20分間にわたって見えていたとのことです。記事のタイトルは「隕石がパースの空を明るく照らしながら海に突入」です。記事本文も、この現象の原因が隕石の落下であるとの想定で書かれていますが、「気象局の広報担当者は『気象局のレーダーは隕石のように高速で動く物体を検知できない』と語っている」、「パース天文台と西オーストラリア州天文学会には連絡がつかずコメントが得られなかった」とあり、隕石落下説の確証は得られなかったようです:

この写真を見た天文学者は隕石落下説に対して否定的で、飛行機雲が夕日を浴びて明るく見えている可能性が非常に高いとしています。明るく輝いている雲のようなものは、大きな流星が飛んだときに残る流星痕が風に流されて拡散したときの形状に似ているが、これほど明るく大きな痕を残す流星あるいは火球の本体がまったく目撃されていないのは不審だし、そのような流星や火球だとしたらもっと長い痕を残すはずだというわけです。

以下の記事には、飛行機雲だと断定する複数の目撃者の証言が掲載されています:

証言内容は以下のとおりです:
I was at the beach 2 hours over the entire sunset. It was definately not a meteor. it was a plane's vapour trail, and was ordinary about 20 minutes before that photo was taken. It was just the sunset that made it look so "fiery". 
私は日が暮れるまで2時間ほど海岸にいました。絶対に、あれは流星なんかじゃありません。あれは飛行機雲です。(新聞に掲載された)写真が撮影されたときよりも20分ぐらい前までは普通の(飛行機雲の)形をしていました。あんなに明るく火のように見えたのは夕日に照らされていたからに過ぎません。

他の目撃者も、普通の飛行機雲が徐々に変形しながら明るさを増していった様子をずっと見ていて同様の証言をしています。そして、〝I'll be surprised to hear if it actually was a meteor〟(あれが実は流星だったなんて言われたら驚く)と語っています。

夕日に照らされて明るく輝く飛行機雲は、しばしばUFOや地震雲と誤認されます。某演歌歌手がビデオ撮影した映像がテレビでUFOだとして何度も紹介されたので、ご覧になったかたも多いと思います。阪神淡路大震災の前の1995年1月9日夕方と16日夕方に撮影されたいわゆる〝竜巻雲〟もこの類いであろうと私は考えています。


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2012年7月3日火曜日

十勝岳で火口異変 ― 北海道 (続報-2)


7月2日付「十勝岳で火口異変 ― 北海道 (続報)」の続報です。

札幌管区気象台は、7月1日におこなわれた現地調査にもとづいて、2日17時15分に「十勝岳の火山活動解説資料」の第3報を発表しました。「6月30日以降、大正火口付近が夜間に高感度カメラで明るく見える現象が観測されています」、「二酸化硫黄の平均放出量は、一日あたり600トンとやや多量の火山ガスを観測を観測しました」、「火山性地震は少なく、火山性微動は観測されていません。傾斜計及びGPS連続観測では特段の変化はありません」、「2006年からみられている62-2火口直下浅部の膨張は継続しています」:

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2012年7月2日月曜日

神社の境内が地盤沈下 ― 長野県小谷村


長野県北安曇郡小谷村戸土地区(地図)にある「境の宮」の境内で地盤の沈下が起きています。「尾根筋の急斜面に接した境内は、北寄り部分に数十センチずつの段差が階段状に生じた状況」、「昨年は平らだった」、「一帯は地滑りが多い地域」:

同神社のある地区は、糸魚川市(地図)に隣接し、糸魚川静岡構造線の北端部に位置しています。


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ヘビが原因の停電 ― 鹿児島県曽於市


7月2日早朝、鹿児島県曽於市(地図)内のJR日豊線の架線にヘビが絡みついてショートしたために停電が発生。JR日豊線は都城駅(宮崎県都城市、地図)―国分駅(鹿児島県霧島市、地図)間で約2時間半にわたって電車の運転が見合わせられました。「ヘビが架線に絡まる事故は年1~2回あるが、今回のような大規模な停電は珍しい」(JR九州):

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防災地震Webの新規公開


7月2日、防災科学技術研究所(NIED)が「防災地震ウェブ」を新規公開しました:

同時に「地震観測網ポータル」もリニューアルされました:

十勝岳で火口異変 ― 北海道 (続報)


7月1日付「十勝岳で火口異変 ― 北海道」の続報です。

6月30日から7月1日にかけての夜間に観測された十勝岳・大正火口付近が明るく見える現象は、1日の夜にも観測されました:

札幌管区気象台は、1日午前におこなわれた空からの観測にもとづいて、同日16時40分に「十勝岳の火山活動解説資料」の第2報を発表しました。「大正火口周辺に火山灰などの噴出物は認められませんでした」、「大正火口東壁に従来からみられている地熱域の中に硫黄が燃焼したと推定される温度の高い領域を確認しました」、「大正火口から約3km北西の望岳台で二酸化硫黄臭を確認しました」、「火山性地震は少なく、地震活動は概ね低調に経過しています」、「傾斜計及びGPS連続観測では特段の変化はありませんでした」:

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2012年7月1日日曜日

十勝岳で火口異変 ― 北海道


報道によると、6月30日午後11時50分ごろ、北海道中央部にある十勝岳(地図)の「山頂付近に火のようなものが見える」と110番通報がありました(こういうケースの通報先は、110番なのでしょうか、それとも119番なのでしょうか?)。札幌管区気象台によれば、この現象は高温の火山ガスや硫黄が自然発火したためで、噴火ではないとのことです:

以下は札幌管区気象台が7月1日08 時10分に発表した資料です。「6月30日19時35分頃から7月1日未明にかけて大正火口付近で夜間に高感度カメラで明るく見える現象が観測されました。この現象は、火口付近の硫黄や火山ガスが燃焼したものと推定され、日の出と共に認められなくなりました。この現象前後で、火山性地震、火山性微動、地殻変動及び空振には特段の変化はありませんでした。なお、大正火口で夜間明るく見える現象が観測されたのは1989年1月以来です」:

なお、このブログの10年2月17日付「十勝岳で火山性微動と地震」にあるように、十勝岳では10年2月16日に、火山性微動や火山性地震が発生しています。


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