4月2日付「市街地近くで噴火始まる — アイスランド」の続報です。
アイスランド気象局による 4月2日15時15分(日本時間 3日00時15分)付の更新から ——
- 4月1日午後から亀裂で噴火活動は観測されていない。
- 4月1日に形成された地下のマグマの岩脈は長さ約 20km で、2023年11月に地震活動が始まって以来、観測された中で最長である。
- 4月1日の朝から、(マグマ溜まりのある)スヴァルツェンギ(Svartsengi)では地面が 25cm 以上沈下。沈下は続いているが、その速度ははるかに遅くなっている。
- 2024年12月の前回の噴火の終了以降にスヴァルツェンギの地下にあるマグマ溜まりに蓄積されたマグマの約 90% が、4月1日に形成された岩脈にすでに移行したとみられる。
- 時間の経過とともに、地下の岩脈に沿って新しい噴火口が形成される可能性は低下しているが、この地域では微小地震が続いているので、新たな噴火口が形成される可能性を排除することはできない。
- グリンダヴィーク(Grindavík)市街地内の複数の GPS ステーションで、断層の動きに関連する変位が記録された。
- 今回流出した溶岩によって形成された溶岩原は、2023年12月にスンドヌークル(Sundhnúkur)火口列の噴火が始まって以来、観測された中で最小である。その量は、一連の噴火の中で 2番目に小さいイベントであった 2024年1月の噴火で形成された溶岩原の約 6 分の 1である。