インドシナ半島ではタイ北部やミャンマーで地震がよく起きますが、ベトナム中部高原で地震が急増しています。
地震が急増しているのはコントゥム省Kon Plong県(地図)。1903年から2020年までは33回だった地震が、2021年からは169回に急増しています。人や家屋への被害は出ていない模様ですが、昨年4月以降は発生頻度が上がり、規模も大きくなっているとのこと。同国の地球物理学研究所(IGP)は、新たに建設された水力発電所の貯水量が影響しているとみているようです:
- Concerns raised as Central Highlands province sees spike in earthquakes (地図あり)
- コントゥム省で地震急増、1年で過去120年間の5倍 (地図、写真あり)
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