2022年4月1日金曜日

ハッブル宇宙望遠鏡が大発見 !? (続報)

 
3月29日付「ハッブル宇宙望遠鏡が大発見 !?」の続報です。
 
NASAの発表は、一言でいうと「最遠の星を見つけた」というものでした。その距離は129億光年。ビッグ・バンから10億年未満の宇宙に存在した星です。古い英語で明けの明星を意味する「エアレンデル(Earendel )」と名付けられました。画像では赤方偏移のために赤黒く見えています:

これまで最も遠いとされていた星は90億光年かなたの巨大な青い星「イカルス(Icarus)」。また、最も遠い銀河は134億光年かなたにある「GN-z11」で、ビッグ・バンから4億年後の宇宙に存在していました。
 
また、上のNASAの記事では、今回観測されたエアレンデルと既知の最高齢の星「メトセラ(Methuselah、HD 140283)」を混同しないように注意を促しています。メトセラは「宇宙の年齢に匹敵するか、宇宙そのものより歴史が古いと考えられている天体」です。
 
 
 
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