2020年12月20日日曜日

プロキシマ・ケンタウリから信号を受信

 
 イギリスの大手一般紙『ガーディアン』がリーク情報にもとづいて最初に報道した内容です。
 
昨年の4月と5月に、オーストラリアの(電波)望遠鏡が太陽系に最も近い恒星として知られているプロキシマ・ケンタウリ(ケンタウルス座α星C)の方向から電波(信号)を受信したとのことです。980MHz 付近の細い電磁波ビームで、その方向や周波数の偏移がプロキシマ・ケンタウリの周囲にあるとされる惑星の動きと一致しているとのこと:

まだ、自然現象や人為的な発生源の可能性が完全に排除されているわけではないようですが、受信した科学者たちは論文を執筆中(あるいはピア・レビュー中?)とのことで、今後の発表が待たれます。
 
プロキシマ・ケンタウリの周囲には 3つの惑星が見つかっていますが(1つは未確認)、そのうちの「プロキシマ・ケンタウリ b」はハビタブル・ゾーン内にあるとされています。