現地時間 12月20日21時30分(日本時間 21日16時30分)ごろ、米国ハワイ島(ビッグ・アイランド)のキラウエア火山(地図)で噴火が始まりました。山頂にあるハレマウマウ・クレーター内の火口壁に 3ヶ所の噴出口ができて溶岩が流出し、クレーターの底に形成されていた湖に流入。湖水は蒸発し溶岩湖となっています:
#Kilauea2020 #Lava cascades from a vent in the wall of #Halemaʻumaʻu around midnight on Dec 20. The water lake has boiled away and 3 vents are generating lava flows that are contributing to a growing lava lake. Eruption is confined to Halemaʻumaʻu crater (#Kīlauea's summit). pic.twitter.com/KdQUnMS7bn
— USGS Volcanoes🌋 (@USGSVolcanoes) December 21, 2020
12月初めからマグマの貫入を示す地殻変動などが観測されていたのですが、12月18日ごろには終息していました。
キラウエア山では 2018年5月から 9月ごろにかけて、亀裂から大量の溶岩が流出する噴火が発生し大きな被害が出たことは記憶に新しいところです。
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