『東洋経済』誌の記事です。熊本地震を予測できなかったJESEA(地震科学探査機構)顧問の村井俊治・東大名誉教授が語っています。
「熊本地震では2年前から危険性を指摘し続けたものの、間の悪いことに発生の約1週間前に注意情報を解除してしまった」、「『気持ちがブレた』と言うしかない」、「特に中央構造線の延長線上にある伊予灘は要注意。熊本から見て逆方向に当たる薩摩半島の西方沖などでも、大地震が起きる可能性」、「阿蘇山が噴火しない保証はない。江戸時代の巨大地震だった宝永の大地震(1707年)の49日後に富士山が噴火した例もある」:
村井氏/JESEAの「天敵」・横浜地球物理学研究所は次のようにツイートしています:
次の大地震は伊予灘・薩摩西方沖を警戒せよhttps://t.co/COA2y7WB2q— 横浜地球物理学研究所 (@Yokohama_Geo) 2016年5月19日
村井俊治氏、熊本地震では「気持ちがブレた」ため直前で(予測を)解除、とのこと
…「気持ち」で地震予測やってるとか、他にも突っ込み所だらけのすごい記事だ…。
記事中、有料メルマガ『MEGA地震予測』の購読者は5.5万人とのこと。昨年8月の週刊ポストでは6万人弱とありましたから、増えてませんね(むしろ減っている)。あまりのデタラメさに解約したという声も、ネットではよく目にするようになりました。— 横浜地球物理学研究所 (@Yokohama_Geo) 2016年5月19日
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