5月29日または30日に台中市(地図)でM6.5の地震が発生するとの噂が広まり、中央気象局の局長が記者会見で否定する事態になっています。噂の源は、「地震予測者」を自称する匿名の人物がフェースブック上に投稿した記事とのことです:
- CWB chief dismisses prediction of earthquake in late May (写真あり)
- CWB dismisses rumor huge quake set to hit Taichung
噂には科学的根拠がなく、現在の科学では地震の発生場所と時期を予知する方法はない、というのが局長の否定の弁です。日本でもよく聞く話です。
台湾では、個人や民間企業が地震や台風、その他の極端・危険な気象現象を許可なく予報した場合には、新台湾元(ニュー台湾ドル)で20万~100万ドル(約60万~300万円)の罰金が科せられるそうです。
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