昨日、気象庁が噴火を発表したものの、噴火の時期は不明としている新潟焼山(地図)ですが、妙高火山研究所を主宰する地元の火山地質学者・早津賢二氏によると、新潟焼山は「1月下旬の最初の噴火から、これまでに少なくとも6回は噴火している」、「最初の噴火は1月下旬で、2回目が3月15日頃、3回目が3月20日頃、4回目が3月26日頃、5回目が4月中旬、6回目が5月1~2日」とのこと:
早津氏は妙高市の自宅付近から毎日新潟焼山を観測しているのに対して、気象庁は糸魚川市にある監視カメラで24時間監視。しかし、「糸魚川市方面からは噴気孔が見えない。2007年に高田測候所が無人化されたため、焼山を目視で観測できなくなった」。
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