2017年4月5日水曜日

新潟焼山の火山活動が一区切り


16年9月4日付「噴煙が3本立ち昇る ― 新潟焼山」の続報です。

新潟焼山(地図)は昨年初めごろから噴気が目立つようになり、地元で妙高火山研究所を主宰する火山地質学者・早津賢二氏が何回かの噴火があったことを指摘しました。しかし、気象庁は新潟焼山に対する監視態勢の不十分さもあって、なかなか噴火を認めなかったという経緯があります(経緯については下の「関連記事」をご覧ください)。

このほど、その早津氏が新潟焼山の火山活動について「一応一区切りついたとみられる」、「噴火は小規模な水蒸気噴火」、「爆発を伴わず火山灰のみを静かに噴出するタイプの噴火」、「噴石を伴う顕著な爆発はなかった」と結論づけた、と報じられています:

新潟焼山は糸魚川-静岡構造線に近く、八ヶ岳南麓天文台の串田氏が指摘している M7.8±0.5 の内陸大地震の推定領域にも近いので、今後とも注意を払う必要があると思っています。


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2017年4月4日火曜日

伊豆大島で火山性地震増加


4月3日、伊豆大島(地図)の日別火山性地震回数が43回に達しました。一時的な増加か否か、今後の推移に注目したいと思います。気象庁は今のところ特段の発表をおこなっていません:

気象庁が3月に発表した「伊豆大島の火山活動解説資料(平成29年2月)」(PDF形式)によると、「地下深部へのマグマの供給によると考えられる長期的な島全体の膨張傾向が続いています。長期的な変動は、2011年頃から鈍化していましたが、2013年8月頃から再び膨張傾向になっています」、「(短期的な膨張・収縮では)2016年11月頃から膨張傾向へ反転しています」とのことです。


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蔵王山で火山性微動


蔵王山(地図)で、4月1日と3日に火山性微動が各1回発生しています。火山性微動の発生は昨年10月以来です。火山性地震に顕著な増加は見られません:

気象庁は、今のところ特段の発表をおこなっていません。


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リベラル vs. 保守 ― 政治志向と科学書


面白い調査結果です。「リベラル寄りの書籍の購入者は、物理学や天文学などの基礎科学系の本を好むのに対し、保守寄りの書籍の購入者は、犯罪学や地球物理学などの応用科学系の本を好む」:

松本城、安政東海地震で大きな被害


1854年の安政東海地震で、長野県松本市にある松本城地図)に大きな被害が出ていたという記事です。「本丸櫓1か所や三の丸櫓2か所、本丸埋門などが全壊とみられる『潰』、本丸中雀門、二の丸裏門などが半壊とみられる『半潰』、天守や本丸門などが『大破』」:

興味深いのは、震央距離約250km、M8.4 の安政東海地震で上記のような被害があったにもかかわらず、震央距離約50km、M7.4 の善光寺地震(1847年)では「城自体の被害は少なかった」ことです。

マグニチュードが1増える(7.4 → 8.4)と放出されるエネルギーは約32倍になりますが、震央からの距離の2乗に反比例((50/250)**2)して減衰するとしても 25分の1にしかならないわけで、安政東海地震の方が被害が大きかったことが理解できます。あくまでも非常に単純化した計算ですが。


2017年4月3日月曜日

イルカ漂着 ― 北海道苫小牧市


4月2日、北海道苫小牧市元町(地図)の海岸にネズミイルカが打ち上げられているのが見つかりました。体長1.33m。すでに死んでいました:

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浅間山から大きな噴煙?


4月2日夕方、噴火を疑わせるような大きな噴煙が浅間山(地図)から上がっているのが群馬県側から目撃・撮影されました。しかし、気象庁の「浅間山の火山観測データ」で見るかぎり、当日の噴煙の高さや地震回数に大きな変化はありませんでした。「夕焼け雲と噴煙が一体化して、まるで噴火のように見えた」、「浅間山では普段、灰を含む噴煙だけでなく、白い水蒸気もモクモクと立ち上っています。今回は夕暮れ時に夕陽の影になって、噴煙のように見えた可能性もあります」:

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2017年4月2日日曜日

畑に大きな穴、隕石孔か ― 青森県つがる市 (続報)


3月31日付「畑に大きな穴、隕石孔か ― 青森県つがる市」の続報です。

重機を使うなどして掘削し調べたものの、結局、何も出てきませんでした。「どうやって穴が開いたのか、謎は解明されないままだ」:

現場は麦畑と報じられています。掘削作業の後、畑の所有者は「残念だが、これからはここでおいしい麦を作ります」と話したと『朝日新聞』は伝えていますが、『TBS』の報道(動画)では「立派なニンニクを育てようと思っています」と語っています。


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2017年4月1日土曜日

福徳岡ノ場でも変色水域確認


気象庁が3月31日に発表した「平成29年 No.13 週間火山概況 (3月24日~3月30日)」によると、3月24日、ベヨネーズ列岩よりもはるかに南にある福徳岡ノ場(地図)でも変色水域が確認された、とのことです。

福徳岡ノ場では長期にわたって変色水域が確認されており、特に新しい火山活動が始まったということではないようです。

福徳岡ノ場は、伊豆-小笠原海嶺がマリアナ海嶺と西マリアナ海嶺に分岐する辺りに位置しています。たびたび噴火を繰り返し、20世紀初頭には「新硫黄島」が出現したこともあります。1986年にも新島が現れていますが、いずれも波浪による浸食で海没しています。Wilipediaによると、現在、新硫黄島は最も浅いところが水深22mのギョー(guyot、平頂海山)となっているとのことです[注]。

福徳岡ノ場の噴火が確認されたのは2010年が最後です。


[注] ギョーの定義によると、頂部が水深200m以深にあることが条件となっているので、厳密な意味ではギョーではないのかも知れません。


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炎の虹 ― ペルー


ペルー北西部の都市・チクラーヨ(地図)やその周辺の上空に「炎の虹」(fire rainbow)が出現しました。出現の日付を明記した記事がないので確定できませんが、現地時間で3月27日前後のことと思われます。大気光学現象の一種である環水平アークだと説明されています:

四川大地震の直前に現れた彩雲にも似ているような ・・・

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