2018年12月22日土曜日

USGS などが機能停止


「国境の壁」の建設費用をめぐってトランプ大統領と議会・民主党の対立が解けず、予算が成立しなかったため、予算切れとなった政府機関が12月22日(現地時間)から閉鎖されます。閉鎖(活動休止)となる機関には、NASA(航空宇宙局)、US Geological Survey(USGS、米国地質調査所)、NOAA(米国海洋大気庁)、NSF(国立科学財団)、Food and Drug Administration(FDA、食品医薬品局)などが含まれています:

閉鎖となった政府機関では一部またはほとんどの業務が休止となるほか、それらの機関が運用・公開しているウェブサイトやデータベースもオフラインとなる可能性があります。この状態は予算が成立するまで続きますが、現時点で予算成立のめどは立っていません。

閉鎖期間中、USGS では約8000人いる職員のうち75人だけが職務を継続します。この中にはコロラド州ゴールデンで地震の監視や即時分析、被害評価を担当する当直地震学者が含まれています。