2009年3月13日金曜日

衝突衛星の破片落下始まる

2月に、アメリカの「イリジウム 33」とロシアの「コスモス 2251」という 2つの人工衛星が衝突しましたが、その衝突で飛び散った破片の大気圏突入が始まります。下記『スペースウェザー・ドット・コム』に掲載されている 3月 12日付の記事によると、「コスモス 2251」の 3つの破片が、それぞれ 3月 12日、28日、30日に大気圏に突入すると予報されています:
もう一方の「イリジウム 33」衛星は、衝突によって粉々になったわけではなく、衛星本体がかなり大きな塊として残っており、地上から撮影されているとのことです。ただし、イリジウム衛星の特徴である「イリジウム・フラッシュ」と呼ばれる現象(ときおりキラリと光る)は見られなくなっているようです。これは、衝突によって光を反射する太陽電池パネルなどが損傷を受けたか外れてしまったためと考えられます。