2017年12月14日木曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-179)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 12月13日16:30 付けで更新情報を出しています ―― 12月12日± に前兆が終息せず継続中 → 12月23日± 地震発生の可能性は低下:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期前兆が完全に終息するまで確定できない。
前回の更新情報で指摘した12月23日± の可能性は残るが低下(12月18日± に前兆終息の場合)。
新たな可能性としては12月28日±と1月12日±。
推定時刻 午前9時±1時間 または 午後6時±3時間
推定震央領域 岐阜県愛知県長野県西部、静岡県西部、福井県、滋賀県、富山県西部、石川県南部、京都府北部など
更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
ある程度、火山に近い領域の可能性がある。
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の深さ30km以浅の陸域地殻内地震
 

▼ 現状
  • 長期継続した CH26 の前兆は静穏化した。

  • 12月13日夕方の時点で一部前兆が終息せず継続中。

▼ 考察
  • 前回の更新情報では、12月12日± に前兆終息、12月23日± に地震発生の可能性を指摘したが、13日夕方の時点で前兆が継続中。

  • 11月22日に出現した小規模なピークを直前特異と解釈していたが、これが直前特異ではなく小極大である場合は12月18日± まで前兆が継続する可能性がある。

  • 12月18日± までに前兆が終息するかを確認しないと断定はできないが、12月23日± に地震発生となる可能性は低下している。

  • 新たな可能性として12月28日± と1月12日± が考えられる。今後の前兆の出現状況を観測の上、報告する。

串田氏は、12月6日に発生した長野県中部の地震(M5.2、最大震度4)の予知に成功していたようです。

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:

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