2017年3月23日木曜日

霧と雲の違い


地面に接しているか否かで霧か雲かが区別されるのだそうです。「登山口から頂上を見上げた人にとって、頂上を覆うそれは『雲』です。しかし、頂上に登ってその雲の中にいる人にとっては、『霧』となるのです」:

『広辞苑』(岩波書店)では霧について以下の様に説明しています:
地面や海面に接した気層中で水蒸気が凝結し、無数の微小な水滴となって大気中に浮遊し、煙のように見えるもの。古くは春秋ともに霞(かすみ)とも霧ともいったが、平安以降、春立つのを霞、秋立つのを霧と呼び分ける。
一方、雲については「空気中の水分が凝結して微細な水滴または氷晶の群となり、高く空に浮いているもの」としています。