2017年2月13日月曜日

孤独なイルカ、川を遡る ― イタリア


イタリア中部トスカーナ州の州都フィレンツェや、斜塔で有名なピサ(地図)を通って地中海に注ぐアルノ川を、1頭のハンドウイルカが遡上しています。

イルカが最初に目撃されたのは昨年の大晦日。その後、目撃される頻度が上がるとともに、場所が徐々に上流に移ってきました。現在は、河口から約9km離れたピサ市街の中心部に近いところに出没しています。

トスカーナ州の環境保護当局によると、同州ではこのようにイルカが川を遡ったという記録はなく、非常にまれなできごと。また、イルカの健康状態に問題はなく、ピサ市民に対してはイルカから100m以上の距離を保つこと、エサを与えないことなどを指導しているとのこと:

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