北海道の十勝岳(地図)で、8月13日午前0時45分ごろから約1時間にわたって、火口付近が発光し明るく見える現象が観測されました。「その後は雲に覆われて確認できていない」とのこと。「火口付近の硫黄や火山性ガスが燃焼したことが原因」とみられています。
札幌管区気象台は、現時点では「地震や空気の振動といった噴火の兆候はないが、発光を繰り返しながら、火山活動が活発化していく可能性はある」としています。十勝岳では6月30日から7月4日にかけて、同じ火口で同様の発光現象が観測されています:
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