2010年12月6日月曜日

エルタアレ山から溶岩流出 ― エチオピア

エチオピアのエルタアレ山(Erta Ale、地図)の山頂クレーターにある溶岩湖は、今年初め頃から徐々に湖面が上昇していましたが、11月 21日から 23日にかけてストロンボリ式噴火とともに溶岩があふれ出したとのことです:

エルタアレ山は、粘性の低い溶岩によって形成された平たい盾状火山です。理科年表(丸善書店)には、「1967年より溶岩湖常在」との記載があります。

このブログの 11月 15日付記事 「紅海南端部-アデン湾最奥部で群発地震」 で記しましたが、エルタアレ山から南東に約 350km 離れたアデン湾では 11月 14日から数日にわたって浅い地震が多数発生しています。

また、アデン湾に面するソマリランドでは、11月 22日から 23日にかけての深夜に強い地震が発生しています。下記記事によれば、1980年代初頭以来最大級の地震であるとのことですが、同地域には地震観測計器が設置されていないので、マグニチュードなどは不明です:

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