2020年3月6日金曜日

最後の患者が退院


コンゴ民主共和国(地図)では3月3日、エボラ出血熱の最後の患者が退院しました。今後42日間、新たな患者が出なければ、流行(epidemic)の終息が宣言されるとのことです:


新型コロナウィルスについても、早くこうなってほしいものです。


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次期火星探査車の愛称決まる


NASAが今年7月17日から8月5日の間に打ち上げを予定している火星探査車〝Mars 2020〟の愛称が決まりました。〝Perseverance〟(pə̀ːrsəvíərəns、パーセヴィアランス)です。「忍耐」、「不屈の努力」、「粘り強さ」といった意味があります。四字熟語で言えば「不撓不屈」、「堅忍不抜」でしょうか:

最終候補には以下のような言葉が残っていたのですが、日本人にとっては最も発音しにくいものが選ばれてしまいました(笑):
  • Clarity
  • Courage
  • Endurance
  • Fortitude
  • Ingenuity
  • Perseverance
  • Promise
  • Tenacity
  • Vision

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2020年3月4日水曜日

大型の小惑星が地球に接近


大型の小惑星が地球に接近するというニュースが話題になっています:

この程度の接近は珍しいことではないのですが、なぜか CNN や Independent までが記事にしています。日本のメディアも追随するかも知れません。

接近するのはアモール群に分類されている小惑星〝52768 (1998 OR2)〟で、直径は 1.8〜4.1 km と推定されています。日本時間 4月29日18時56分に、地球から 16.36LD(約630万km)のところを通過すると予報されています。

小惑星 推定直径
km
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
52768
(1998 OR2)
1.8~4.1 (地球)4月29日 18:56

16.36

(1LD=地球から月までの平均距離) 

接近時の地球との相対速度は秒速8.7km(時速約3万1000km)と予報されています。


このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2020年3月3日火曜日

うるう年、3月


たまたま目にした記事から

「うるう年というのは、オリンピックだけでなく大きな事件が起こされる年とも言われている。三億円事件や沖縄返還/浅間山荘事件、ロッキード事件、リクルート事件、グリコ・森永事件やペルー人質事件などが起きた年である。(中略)リーマンショックもうるう年である」:

「21世紀に入って、死者が出た地震は19個あります。その中で、3月に発生した地震は、(中略)6つがあります」、「東北地方太平洋沖地震と千葉県東方沖地震を除くと、いずれも内陸直下の地震です」:

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2020年3月1日日曜日

イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-83)


米国イエローストーン国立公園内のスティームボート間欠泉(地図)が、2月28日23時32分(日本時間29日15時32分)ごろから熱水や水蒸気を噴出し始めました。今年6回目の噴出です:

日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月9日 14
2 1月23日 14
3 2月1日 9
4 2月12日 11
5 2月21日 9
6 2月28日 7


以下は、最寄りの地震計と、噴出した熱水が流れ込む川の流量の記録です。前回と同じく勢いの弱い噴出だったようです:

昨年(2019年)のスティームボート間欠泉の年間噴出回数は48回で、正確な記録が残っている範囲ではこれまでで最多でした(昨年の噴出記録はこちらを参照してください)。


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リュウグウノツカイ捕獲 — 秋田県男鹿市


2月27日、秋田県男鹿市北浦入道崎の畠漁港(地図)内で、深海魚のリュウグウノツカイが捕獲されました。全長 4.3m。引き上げたときには死んでいたとみられます:

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2020年2月28日金曜日

地球に新しい〝月〟 (続報)


2月27日付「地球に新しい〝月〟」の続報です。

 以下は、地球の新しい「月」となった2020 CD3(C26FED2)の動きを示した GIF 動画です。単純な楕円軌道ではなく、カオス的な複雑な動きをしています。

2020 CD3 の軌跡は、黄道面より北側にあるときは明るい緑色、黄道面より南側にあるときは暗い緑色で示されています。白い円は月の軌跡、その中心にある青い半円が地球で、太陽の方向は画面上方です。大きな画面でもう少しゆっくりとした時間進行でご覧になりたい方は、ツイート中のリンク先にあるシミュレーター(orbitsimulator.com)でどうぞ:



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2020年2月27日木曜日

十勝岳で火山性地震急増、傾斜変動も — 北海道


2月27日、十勝岳(地図)で火山性地震が急増し、傾斜変動も観測されました。

「本日(27日)16時頃から、十勝岳で62-2火口付近を震源とする火山性地震が増加しており、20時まで100回(速報値)となっています。日回数が100回を越えたのは、2015年5月13日以来です」、「62-2火口近傍に北海道大学が設置した前十勝西の傾斜計では、16時頃からわずかな傾斜変動が観測されました」:

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地球に新しい〝月〟


2月15日に発見され 2020 CD3 という仮番号がつけられた物体が、地球の周りを公転していることが確認されました。既知の人工物体に該当するものはなく、地球の重力に捕らえられた小惑星とみられています。軌道計算の結果、地球の周囲を回り出したのは3年ほど前から。この小惑星は推定直径 1.9〜3.5m で自動車ほどのサイズがあり、楕円形の軌道を 47日周期で回っているとのことです:

この小惑星の軌道は不安定で、4月には地球の重力圏から脱出してしまう可能性があるとされていますが、まだ観測数が少なく、精密な軌道が計算できないため確定的ではありません。

小惑星が地球の周囲を回り始める事例としては2番目になります。最初の事例は 2006 RH120 で、2006年9月から2007年6月までの間、地球の周囲を回っていたとのことです。


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クジラ座礁の原因に新説


『ナショナル ジオグラフィック』誌の記事です。いくつかある原因の一つという位置づけです。

「クジラの座礁は、太陽嵐によって高周波ノイズのレベルが高くなった日に多いことだ。通常の日に比べて座礁数が4倍になるという」:

この翻訳記事でははっきりしないのですが、元となった論文には次のように書かれています:
We examined relationships between strandings and two aspects of Earth’s magnetosphere altered by solar storms — radio frequency noise and displacements in the Earth’s magnetic field. Our results suggest that the increase in strandings under high solar activity is best explained by an effect on the sensor, not on the magnetic field itself.

われわれは座礁と太陽嵐によって変化する地球磁気圏の2つの側面 —— すなわち無線周波数のノイズと地球の磁場の変動 —— との関連を調べた。われわれが得た結果は、活発な太陽活動の下での座礁の増加は、太陽活動が与える地球磁場自体への影響ではなく、クジラの磁気感覚センサーへの影響によって最もよく説明されることを示唆している。

つまり、太陽活動によって地球の磁場が変化することが原因ではなく、激しい太陽活動によって生じる電磁波のノイズによってクジラの磁気感覚器官が一時的に異常をきたし、位置や方向がわからなくなることが原因である、ということのようです。


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