11月1日付「川が赤く染まる — 神奈川県横浜市、宮城県仙台市」の続報です。
宮城県仙台市中心部を流れる広瀬川(地図)が赤く変色した件について、市内の雨水管の排出口付近で自然由来の鉄さびとみられるヘドロ状の堆積物が見つかりました。
「雨水管からは周辺にある亜炭の廃坑の地下水が排出されていることから、この地下水に含まれる鉄分が酸化して堆積した可能性もあるということです」、「『亜炭』は石炭の一種で、戦前から戦後にかけて家庭用の燃料として広く利用されていました。そのため、かつて広瀬川沿いには多くの亜炭の坑道があり、今もその名残が多く残っている」:
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