5月1日、八丈島の南約 60km にある青ヶ島(地図)で火山性地震がありました(日別地震回数表)。2019年11月以来、約 3年半ぶりの発生です(グラフ)。 青ヶ島は、気象庁の常時観測火山ですが、火山活動度ランクは〝C〟とされています。
Wikipedia によると、青ヶ島は「外輪山によって周囲の海から隔てられ、カルデラ底が陸上に露出しているという特異な地形を持つことから(写真)、アメリカの著名な組織がオンラインの記事で取り上げたことで、世界中から注目を浴びるに至った」そうです。
気象庁の資料によると、青ヶ島で最後に噴火が発生したのは 1785年(天明5年)で、当時の島民 327人のうち 130~140名が死亡したと推定され、その後 50余年にわたって無人島となったとのことです。
- 海底噴火のおそれ ― 青ヶ島南東沖 (12年8月30日)
- 噴火警報解除 ― 青ヶ島南東沖 (12年9月23日)
- 青ヶ島で噴気や海水の変色 ― 東京都青ヶ島村 (13年8月11日)
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