気象庁が8月8日に発表した「青ヶ島の火山活動解説資料(平成25年7月)」(PDF形式)によると、7月8日、伊豆諸島・青ヶ島(地図)の北端部で弱い噴気や海水の変色、周辺より地温の高い場所が確認されたとのことです:
8日に海上保安庁が実施した上空からの観測によると、島の北端の黒崎付近でごく弱い噴気が観測され、この噴気の付近の温度計測を行われた結果、最高温度は62.9℃でした。また、付近にも周辺地温と比べて約10~20℃高い場所があることを確認されました。さらに、黒崎南東の海岸線付近に薄褐色の変色水が確認されました。
上記の「解説資料」には熱計測画像や変色水域のカラー写真などが掲載されています。
関連記事
- 海底噴火のおそれ ― 青ヶ島南東沖 (12年8月30日)
- 噴火警報解除 ― 青ヶ島南東沖 (12年9月23日)