2023年5月19日金曜日

コネチカット州史上最大の地震とそれを予告したドクター・スティールの伝説 (その 1)

 
"CT Insider" 紙の記事です:
 
抜粋・テキトー訳します ——
 
1791年、コネチカット州を大地震が襲った。震源地はイースト・ハッダム(地図)のムーダス地区(地図)と考えられている。
 
1700年代のある時、見知らぬ男がイースト・ハッダムにやって来たと言われている。確かな時期は誰も知らない。彼の名前はドクター・スティール(Dr.Steal)だったが、その後の数十年は Steele と誤記されることになる。彼のことを、ある者は錬金術師と言い、ある者は魔法使いと呼んだ。彼が何者であれ、この世のものではない力を理解していることは明らかで、その力が彼をコネチカットに導いたのである。

イースト・ハッダムという町は、この見知らぬ男がやってくる以前から、まるで大地が苦痛で叫んでいる動物であるかのように聞こえる、奇妙で不気味な音の噴出に悩まされてきた。この音は、現在ムーダスと呼ばれている地域から発せられるようで、このムーダスという名前は、「悪い音のする場所」という意味のアメリカ先住民の長い言葉に由来している。

この地殻変動の不快な音の噂を耳にして、スティールは町にやってきた。地元の人たちが彼にサーモン川への道順を教えると、彼はその川がムーダス川と合流する場所を探し、ざくろ石を 2つ掘り出した。それは土地に影響を与え、謎の音の原因となった神秘的な石である。ドクター・スティールは石を持って町から立ち去ったが、警告を残して行った —— 石を掘り出した湿った砂地には(ざくろ石の)種が埋まっており、それらがやがて成長して、音が戻ってくるだろうと。
 
続く