2021年11月7日日曜日

天王星が衝

 
11月5日12時03分(日本時間)、天王星が牡羊座でとなりました。 この観測の好機を利用して、イギリスの大学の天文台が天王星の動きを 4時間にわたって追跡し、動画にしました:
 
 天王星には 27個の衛星が発見されていますが、そのうちの明るい 4個(左から時計回りに、ウンブリエル、エアリエル(アリエル)、ティタニア、オベロン)が天王星とともに移動する様子が捉えられています。
 
木星や土星の場合、地球からは衛星の軌道面を真横から見る形になるため、各衛星が一列に並んで見えます。天王星の場合は、赤道傾斜角が約 98度もある(公転面に対してほぼ横倒し状態)ため、この動画のように、ほぼ赤道面上にある衛星の軌道を上(あるいは下)から見ることが可能になります。

天王星については、かつて、科学誌『Nature』に「M8級の巨大地震の多くが天王星が子午線を通過した前後1時間以内に発生した」という研究論文が掲載されたことがあります。詳しくは以下で:
 
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