2008年12月21日日曜日

火星の雲

NASAが12月15日に公開した火星の雲の動画です。火星の北極圏に着陸して、様々な探査活動をおこなったフェニックス・ランダーが撮影しました:
画像に添えられている説明によると――フェニックスが、日照不足のために探査活動を停止する約1か月前に撮影した映像を動画にしたもの。嵐の接近や、降雪の可能性を示している――とのことです。

こちらは、今年の9月に公開された火星の雲の動画です:
画像に添えられている説明によると――10分間隔で写した10枚の写真をつなぎ合わせて動画にしているので、雲の動きは実際より速くなっている。カメラは、真南からすこし西を向いていたので、雲はおおよそ西~西北西に向かって流れている。雲は氷の結晶から構成されていて、地球の巻雲と類似している――とのことです。

火星にも地震が起きていることを示す間接的な証拠が、いくつか報告されています。いわゆる「地震雲」のような雲が現れれば面白いのですが、飛行機雲が存在しない火星の空では望み薄です(grin)