2008年12月16日火曜日

スウェーデンで1世紀ぶりの強いゆれ

Credit: U.S. Geological Survey

スウェーデン南部で、現地時間16日火曜日の早朝(日本時間同日午後2時20分)、マグニチュード4.7の地震が発生しました。同国でおきた地震としては、1904年以来約1世紀ぶりの強い地震とのことです。震源の深さが10kmと浅かったため、マグニチュードの割には揺れが大きく、海をはさんだ対岸のデンマークやポーランドでも有感地震となっています。人的被害はでていない模様です:
スウェーデンでは10月16日にマグニチュード3クラスの地震が北部で発生しています。またポーランドでは、12月12日にマグニチュード3.5の地震が南東部でおきています:
数年前から、ヨーロッパで有感地震の報道が増えているように思います。今年2月下旬には、イギリスで同国の観測史上2番目と言われる強い地震がありました。有感地震のめったにおきないオランダやドイツでも有感地震の報道がありました。

ヨーロッパの地震情報については、USGSも手薄ですので、下記を参照するとよいと思います: