2025年6月30日月曜日

テングチョウ大量発生 — 岩手県

 
 岩手県内の各地でテングチョウが大発生しています。大発生の原因は分かっていません。
 
「ここまでの規模は珍しい。大発生は毎年あるわけではなく、理由ははっきりしない」(県立博物館):
 
 
 
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2025年6月29日日曜日

前兆:大地震前にスロースリップの発生周期短縮

 
国土地理院の発表です。大地震の予測にとって重要な成果です。
 
「2024年8月の日向灘地震の発生前、震源に隣接するプレート境界で規則的に起きてきた『スロースリップ』の発生間隔がほぼ半減していたことを観測で確認した」、シミュレーションでは予想されていたが、実際に観測された例はほとんどない、とのこと:
 
 

火山噴火を予言、カウントダウン、的中!

 
 噴火したのは中米グアテマラのフエゴ山のようです: 
 
 
 
 

トカラ列島近海地震: 沈み込んだ「海台」の先頭部分が原因

 
防災ニッポン』(読売新聞)の記事です。トカラ列島近海で発生している群発地震の原因についてかなり詳しく解説しています。
 
 「群発地震の震源はプレートのもぐり込む地点から離れていますが、これは、すでに沈み込んだ奄美海台の先頭部分が地震発生に影響しているからです」、「震源付近の地溝は、海底火山列(アレー)が途切れる火山の空白域[中略]震源分布の特徴や火山性地震の特徴は今のところ認められておらず、群発地震は火山噴火の前兆ではないと考えてよいと思います」:
 
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海岸近くにマグロの大群 — 島根県隠岐の島町

 
島根県隠岐諸島で、海岸近くにまでクロマグロの大群が現れました。6月20日には隠岐の島町五箇地区(地図)の沖合で、イルカの群れと見紛うほどの大群が一帯の水面を激しく波立たせながら泳ぎ回る様子が動画に撮影されました:
 

2025年6月28日土曜日

トカラの法則 (補足)

 
6月26日付「トカラの法則」の補足です。
 
「トカラの法則」について『毎日新聞』が報じています。 トカラの法則は2016年ごろにはツイッター上に登場し、初めのうちは「トカラ近海で地震が頻発したら桜島が噴火する」というものだったとのこと。「専門家は『科学的根拠がない』と明確に否定する」とは書いているのですが、トカラの法則が的中した事例として「熊本地震」や「能登半島地震」が挙げられています:
 
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スジイルカが座礁を繰り返す — 北海道白糠町

 
6月22日、北海道白糠町の海岸(地図)でスジイルカが座礁しているのが見つかりました。自力で海に戻ったとみられますが、翌23日に再び座礁しているのが見つかりました。この時も自力で海に戻ったとみられています。体長 1.6m。
 
「発見者が浜を歩いている時に発見し,SNHに通報。SNHより釧路建設管理部に通報し,釧路建設管理部が委託している海岸パトロール業者に現地確認させたところ,イルカが発見できなかったことから,自力で海に帰ったものと判断した。
6/23 11:30再漂着の通報。同日満潮時に沖に出た模様。体長は再漂着通報者が計測。」: 
 

2025年6月26日木曜日

トカラ列島近海地震: 地下の流体が影響している可能性

 
6月21日以来、鹿児島県のトカラ列島で頻発している地震の原因について、「陸側プレート(岩盤)の内部で発生」、「地下での(水のような)流体の動きが影響している可能性がある」、「仮にマグマが上昇している場合は、火道に沿った狭い範囲で地震活動が起きる傾向があり、噴火の前兆とは考えにくいとする」(鹿児島大・八木原寛准教授):
 
山口県の萩市郊外で今も続いている群発地震は、震源の位置が日によってかなり大きく移動しています。上の八木原准教授の「仮にマグマが上昇している場合は…」という説明に従うならば、原因はマグマではなく水ということになるのでしょうか。
 
 

路面膨張

 
6月22日(日曜日)にミズーリ州を襲った熱波によって道路の舗装が膨張・座屈し、ちょうど通りかかった車が跳ね飛ぶ瞬間を捉えた動画: 

Video captured the moment a road buckled and sent a car flying as a heatwave impacted Missouri on Sunday.

[image or embed]

— AccuWeather (@accuweather.com) 2025年6月23日 22:02
 

トカラの法則

 
 
「こうしたまとまった地震発生の数日後に、国内の離れた場所で大地震が発生するといった“トカラの法則”という言葉がSNSなどで広がっています」、「(東海大学・長尾年恭客員教授)科学的には根拠はないと考えています。トカラ列島の地震が引き起こす影響は、例えば100キロ、200キロ離れると、小さいということから、トカラ列島で火山活動あるいは、地震活動があっても、それが遠くの地域の地震とか、火山活動を誘発することはない」:
 
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