2025年8月9日土曜日

ナマズと世直し

 
「このトピックから学んだ最も興味深い新事実:日本の神話に登場するナマズは、その暴れ回る動きが地震を引き起こすとして知られていますが、19世紀に起きた地震後に実施された公共投資が富の再分配を促したことから、『世直し』と社会正義の神としても崇められていました」
 

Coolest new fact I learned from this rabbithole: the Japanese mythological catfish whose thrashing causes earthquakes was also recognized as a god of "world rectification" and social justice because public investment following 19th-century quakes redistributed wealth en.wikipedia.org/wiki/Namazu

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— SK Winnicki, PhD 🏳️‍⚧️ (@skwinnicki.bsky.social) 2025年8月8日 3:02
 

九重連山で有感地震4回 (続報)

 
8月8日付「九重連山で有感地震4回」の続報です。
 
8月7日分の暫定値(速報値より精度が高い)が発表されました:
 
気象庁の震源リストによると、九重山付近では、8月7日、上記有感地震4回を含めて 144回の地震が発生しています。8月5日は 2回、6日も 2回であったので、急増と言えます。8月8日分の震源リストはまだ発表されていませんが、「震央分布」を見るとまだ多い状態が続いています。9日には減っているようです。
 
 
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ラベル船長 死去

 
アポロ13号の船長だったジム・ラヴェル氏が8月7日に亡くなりました。97歳でした。同氏は、ジェミニ7号、ジェミニ12号、アポロ8号、アポロ13号に搭乗して4回の宇宙飛行を行いました。アポロ8号では月の周りを10周、アポロ13号では大きな爆発事故に遭いながらも月を1周したのち、奇跡的に地球に生還しました:
 
アポロ8号の飛行では、ちょうどクリスマス・イブにあたっていたため、月の周回軌道上からラベル氏を含む3人の宇宙飛行士が交代で旧約聖書・創世記の天地創造のくだりを朗読したことが有名です:



2025年8月8日金曜日

九重連山で有感地震4回

 
8月7日、気象庁の常時観測火山である九重山(地図)付近で有感地震が4回発生しました(震央地名は「大分県西部」)。速報値は以下のとおりです:
  • 08:47 M4.8 ごく浅い 最大震度 3 (正断層型?)
  • 08:56 M2.9 10km 最大震度 2 (横ずれ断層型)
  • 09:06 M2.9 10km 最大震度 1 (?)
  • 13:39 M3.2 ごく浅い 最大震度 2 (正断層型?)
 
震央の座標はいずれも北緯33.1度、東経131.2度(震央地図)です。 
 
 
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2025年8月6日水曜日

盲目の13歳のピアニスト

 
「盲目の13歳のピアニスト、ルーシー・イリングワースの情感豊かで喜びに満ちたショパンの曲の演奏に、音楽の専門家たちは言葉を失った。」 曲は「夜想曲第1番 変ロ短調 op.9-1」です。
 
 

カムチャツカ半島 M8.8:津波

 
カムチャツカ半島を襲った津波の動画です。添付されている解説情報によると、撮影場所は半島南部の Vestnik 湾(地図)で、写っているのは津波の第2波。撮影者は、海面から 20m の高さの丘の上に飼い犬と共にいたのですが、それでも津波が近くまで迫ってきました。事後に確認したところ、津波の遡上高は 18m であったとのことです: 
 

NEW: Extraordinary footage has emerged of the huge tsunami that hit Russia’s remote Kamchatka peninsula after the 8.8 magnitude earthquake on July 30th. (🎥 Doni Nikz)

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— News Eye (@newseye.bsky.social) 2025年8月4日 7:43
 
 
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水面にネッシーの頭部? — ネス湖

 
ネス湖の湖畔を散策していた女性が 7月16日に撮影した動画が話題になっています。ネッシーが水面から頭だけを出して移動しているようにも見える映像です。「アザラシなのか、木なのか、あるいは水面から出ている怪物の頭なのか」: 
 
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カムチャツカ半島 M8.8:半島が2メートル移動

 
『プラウダ』の英語版の記事です。「ロシア科学アカデミー統合地球物理学局連邦研究センターの現地科学者によると、7月30日に発生したマグニチュード 8.8 の大地震の後、ロシアのカムチャッカ半島南部は南東方向に約2メートル移動した」、「高さ 6メートルに達する津波が 4回発生し、数十回もの余震が発生した」、「カムチャツカ半島における地震時の地盤変動は、規模において(日本の東北地方太平洋沖地震と)同程度と考えられているが、これまでのところ死傷者や被害は最小限にとどまっている」: 
 
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カムチャツカ半島 M8.8:7つの火山が連鎖噴火

 
「ロシア科学アカデミー極東支部火山地震研究所によると、先週ロシアのカムチャッカ半島沖で発生したマグニチュード 8.8 の大地震は、この地域の 7つの火山の活動を誘発した」、「ロシア科学アカデミーによると、この地域で 7つの火山が同時に噴火したのは約300年ぶりのことだ。同研究所のアレクセイ・オゼロフ所長は、この状況を『火山噴火の連鎖(パレード)と言える極めて稀な現象』と表現した」:
 
記事には、既報の 2つの火山(クリュチェフスコイ火山とクラシェニンニコフ山)以外の火山名は書かれていません。 
 
 
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噴火止まる — アイスランド

 
7月20日付「噴火始まる — アイスランド (続報)」の続報です。
 
レイキャネス半島で 7月16日に始まった亀裂噴火が終息しました。以下はアイスランド気象局の8月5日付発表からの抜粋です ——
 
スンドヌークル火口列(Sundhnúkur crater row)における 9回目の噴火が終息しました。 
 
昨日(8月4日)、火口内の活動は完全に停止し、地震の揺れも弱まりました。夜間にはわずかな活動が見られましたが、本日は活動は確認されておらず、噴火は終息したとみられています。

衛星および GNSS観測によると、地面の隆起が再び始まり、約2~3cm 隆起しました。これは、スヴァルツェンギ(Svartsengi)の地下にマグマが依然として流入していることを裏付けており、隆起が続けば、新たなマグマの貫入や将来の噴火につながる可能性があります。