気象庁の常時観測火山・十和田(地図)で、7月6日朝から火山性地震が増加しています。
「本日(6日)07時30分頃から火山性地震が増加し、09時現在の回数は 119回(速報値)となっています。震源は、中湖付近の深さ 6km 付近と推定されます。08時台には、やや規模の大きな地震も発生しました」:
気象庁の資料によると、 十和田で最後の噴火が発生したのは 915年(延喜14年)。マグマ噴火、マグマ水蒸気噴火、泥流発生があり、火山爆発指数 VEI は 5(非常に大規模)で、1980年のセント・ヘレンズ山の噴火に匹敵する規模でした。2014年(平成26年)には、中湖付近を震源とする活発な地震活動が起きています。